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北朝鮮の平壌に行ったことがあるのですが、入国時にiPhoneとiPadが封印される経験をしました。北朝鮮入国時、許可を得たもの以外、通信機器を持ち込むと、ビニールとテープで頑丈に包まれ、封印されます。
今回は、中国の北京駅から、北朝鮮の平壌駅まで寝台列車で向かいました。中国の丹東で中国出国手続きをし、北朝鮮側のイミグレーションで入国手続きをしました。
ちなみに寝台列車にはコンセントがあるので、コンセントが壊れていなければ電子機器を充電可能です。
北朝鮮入国時、日本国パスポートには出入国記録は残りません。
北京のホテルで待ち合わせした北朝鮮関係者から出入国のための特別なカードを受け取っていたので、それがパスポート代わりになります。
北朝鮮入国時に、電子機器のリストを提出します。封印が必要な電子機器のみ、ビニールとテープで封印されます。今回はiPhoneとiPadが封印対象となりました。
北朝鮮滞在中に封印を解くと大変なことになると強く警告されたので、そのまま放置。中国に戻ってから、ようやく開封できるわけです。
道中、中国国内で買った駅弁と、乗客の北朝鮮人のおばちゃんやおじさんたちがくれたメシ、日本から持ってきたどら焼きを食べました。うまいです。
北朝鮮のメシは辛いかも? 思ったけど、辛くなかったです。うまい。日本人の味覚に合う、優しい旨味。魚の乾物ももらいました。優しい。
北朝鮮の平壌駅につきました。1泊2日の寝台列車旅はココで終了です。
いろいろと各地を巡り、数泊して、中国・北京へと飛行機で帰ることになりました。
平壌空港に到着しました。封印されたiPhoneとiPadはまだ開封しません。
飛行機に乗りました。北京はすぐ近くなので、ぐっすり眠る時間はありません。
機内ではドラマを視聴できました。
北京に到着し、ホテルに到着。
ホッと一息しつつ、北朝鮮で封印されたiPhoneとiPadの封印を解いてみました。
iPhoneとiPadはかなり頑丈に封印されていました。しかし、頑張れば破って取り出すことが可能なレベル。つまり、北朝鮮国内で封印を解くことも可能といえば可能です。
しかし、ルールを破ることによって、何か大変なことが起きるのは間違いないと思われます。いらない誤解をされないように、封印は解かないほうが無難かもしれません。
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)