「スパイダーマン」の監督が贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジッ ク・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が5月4日より公開となります。

『ドクター・ストレンジ』(17)で初登場して以降、ストレンジの相棒として数々の脅威に立ち向かうほか、『シャン・チー/テン・リングスの伝 説』(21)、「ノー・ウェイ・ホーム」といった記憶に新しい作品への登場も果たし、MCU における人気キャラクターとしてマーベルファンから も熱い支持を得てきた魔術師・ウォン。

本作の予告編でもストレンジと共闘する姿が垣間見え、ファンからは「ウォンかっこいい!」、「ウォンの運命が気になる…」と期待の声が多く寄せられていますが、監督を務めるサム・ライミは「ついに魔術師として、戦士としての彼のスキルを観ることになる」と、ウォンのこれまで以上の活躍の可能性を示唆しています。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジが、無限の可能性を秘める“マルチバース”を舞台にマーベル 史上最も予測不能で壮大な戦いを繰り広げる本作。ストレンジが魔術師として確立するまでの間を支えていたのが、『ドクター・ストレ ンジ』でカマー・タージの書庫の守護者として登場した、同じく魔術師の“ウォン”。

すでに公開された予告編でも大きな存在感を発揮しているウォンですが、サム・ライミ監督は「僕たちはついに…ついにということじゃないかもしれないけど、魔術師として、戦士としてのウォンのスキルを見ることになる。彼は独自でもヒーローなんだ。また、ウォンはこの映画の中で彼の真価を発揮すると思う。これまでよりももうちょっとね。彼は素晴らしいユーモアのセンスを見せると思う。そして、ドクター・ストレンジとの友情が次のレベルに達するんだ」と、ウォンの戦士としての活躍を示唆すると同時に、キャラクターとしての魅力もこれまで以上に描かれていることを明かしています。

『ドクター・ストレンジ』では、魔術の真理や禁断の秘術が人類を脅かす者の手に渡らぬよう命懸けで書庫を守るほか、物語のクライ マックスでは他の戦士らを率いて果敢に戦場に立ったウォン。その後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)、「エンドゲーム」と登場し、ストレンジ、そしてアベンジャーズとともに最凶の敵サノスへと立ち向かいました。

そして「シャン・チー」では、闘技場で敵を相手に魔 術を駆使して戦うウォンの姿や、ラストでは、ブルース・バナー=ハルク、キャプテン・アメリカとともにシャン・チーのリングスを分析する姿が 映し出されるなど、まさかの登場でファンを喚起させていました。また「ノー・ウェイ・ホーム」では、ウォンが“至高の魔術師=ソーサラー・スプリーム” となっていたことが判明。書庫の守護者だった登場時から、今後のアベンジャーズの中核を担うことさえ想像させる重要キャラクターに 着々と成長しています。

本作でのさらなる活躍に期待がかかる中、演じるベネディクト・ウォンは「私はこれを“フェーズ・ウォン”と呼んでいます。いい意味で、 面白い変化です。ウォンが新しい役割を担うことは、ウォンとストレンジ両者の間における大きな変化です」と、自身で MCU の“フェ ーズ4”ならぬ“フェーズ・ウォン”と言えるほどの活躍であることに自信を見せています。

予告編では、「全てを制御するのは無理だ。ユニバース間の扉が開いた。何がやってくるか分からない」とストレンジに対して“マルチバース”の世界が及ぼす危険性を語るほか、街中 で大きな目を持つモンスター相手に華麗に空中を舞いながら魔術で攻撃する様子が垣間見え、ウォンに対するファンの期待は最高潮に。果たして本作では、ウォンのどのような活躍が見られるのか。キャラクターとして成長したウォンに期待が高まります!

(C) Marvel Studios 2022

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 最新作はMCUの「フェーズ4」ならぬ「フェーズ・ウォン」? ストレンジの相棒ウォンの活躍に期待が高まる