ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』が、Disney+(ディズニープラス)にて独占配信中。配信を迎えるや否や「こんなに笑えるピクサー映画は久しぶり!」、「主人公の気持ちわかりすぎて、笑ったし、泣けた~」、「ふとした瞬間に自分の人生を振り返りたくなる愛おしい映画」など絶賛の声が相次いでいます。

本作を手掛けるのは、『インサイド・ヘッド』『ソウルフルワールド』など数々の名作を手掛けてきたピート・ドクターも「彼女の脳内は独特で素晴らしい」と絶賛する、ピクサー期待の新鋭監督ドミー・シー。製作陣らによって、本作ではドミーの独創性がチーム作りにも活かされていたことが判明。本作を作る上でドミーが大切にしたのは【自分をさらけ出すこと】だったと語っています。

ドミー・シーは、命が宿った肉まんが主人公という、独創的なアイディアとともに挑んだ監督デビュー作『BAO』で91 回アカデミー賞短編アニメーション賞に輝いた、ピクサー期待の新鋭監督。ピクサーのトップであるチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクターも、ドミーについて「私はドミーと『インサイド・ヘッド』で一緒に働いて、彼女の脳内が不思議で独特で、どれだけ素晴らしいかを目の当たりにしているんだ」と語り絶賛する存在です。

そんなドミーが描く本作は、母親の前ではいつも”マジメでいい子”だが、友達の前での“本当の自分”を秘密にしている主人公メイが、ある出来事をキッカケに自分を見失い、レッサーパンダになってしまうという物語。本作のプロデューサーであり、ピクサーに25年在籍し数多くの人気作品に関わってきたリンジー・コリンズは「本作のチームでは、自分の中学校の卒業アルバムを持ってきて思い出話をしたり、子供を持つクルーは、親として失敗した瞬間のことを話してくれたの。私たちは、お互いに対して正直に、自分たちの経験、失敗談を分かち合った。長編映画を作る過程でこのようなエネルギーを感じたのは、正直言って、初めてよ」と語り、ドミーならではの方法でチームを結束させ、それぞれの経験や気持ちを引き出し製作に活かしていたことを明かしています。

そんなドミーは、「最初は思春期を思い返すのは少し恐ろしかったけど、時間がたった今では笑い話にできる。私が恥ずかしい思いをしたりストレスを感じたりしたすべての瞬間を思い出したけど、それを加えることで良い映画になるのよ」と、自身の思い出を投影したことを語りつつ、自分をさらけ出すことの大切さについて説明。ドミーやチーム全員の経験や思い出が作品に反映されることで、母親の期待に応えようとする一方で自分の好きなことを大切にしたい、思春期ならではの悩みを持つメイや、娘を愛するがあまり過保護になってしまう母親ミンがリアルに描かれ、作品を観る誰もが異なる立場から共感できるようになっています。

また、本作ではメイを通して<本当の自分らしさとは?>と、人生で誰もが一度は悩むテーマも描かれる。レッサーパンダになってしまっても懸命に自分と向き合うメイを通して、誰もが“自分らしさ”について考えさせられ、自分を好きになれるような後押しとなるメッセージが込められている。ピクサー期待の新鋭監督が描く本作は必見。ぜひモフモフの映像美と斬新なストーリーを楽しんで!

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『私ときどきレッサーパンダ』製作陣が絶賛する“ドミー監督の独創的なチーム作り”とは?