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めったにガジェットを褒めることはないのですが、このモバイルバッテリーだけは褒めたい。褒めておきたい。小一時間褒めたい。「こういうのが欲しかった」が実現したので、むしろ崇めるレベルで心から絶賛したい。
TNTORというブランドのライトニングケーブル内蔵モバイルバッテリー『WT-H230』。これの何が素晴らしいかって、求めていた「超軽量」「超極薄」「ケーブル一体型」が全部実現されている点。
今までは、どんなに軽量で小型なモバイルバッテリーだとしても、ジーンズやジャケットのポケットに入れたらモッコリするし、かさばって邪魔なのですよ。モバイルバッテリーを持ち運ぶ時点で、手ぶらでの移動は不可。むりやりポケットに入れたら邪魔。ケーブルも邪魔。でも『WT-H230』ならサイフに入っちゃう。キャッシュカードとほぼ同じサイズだから。
<WT-H230の素晴らしい点>
とても軽い66.5グラム
とても薄い4ミリ
充電容量は2500mAh
ライトニングケーブル付き
サイフに入る
カードサイズ
iPhone12Proを半分以上充電できる
もちろん「iPhoneを満充電するぐらい容量欲しい」とは思う。でも、手ぶらで出かけて、バッテリー切れて焦ることがなくなる恩恵は大きい。サイフからカードを取り出す感覚でモバイルバッテリーを取り出せば、iPhone復活。蘇生完了。
でも大容量が欲しいのであれば、厚みが増えるものの5000mAh版(厚み6ミリ)、10000mAh版(厚み8.8ミリ)がある。筆者は邪魔にならないことを優先しているので、2500mAhのままで問題ナシ。
ひとつ難点があるとすれば、『WT-H230』本体を充電する際に必要なケーブルがマイクロUSBという点ぐらい。小型すぎるからUSB-Cにできなかったのかもしれないけれど、USB-C版が出たら買い換えます。とはいえ、かなり大満足。「モバイルバッテリー邪魔! でもバッテリー切れ不安!」という人には絶対おすすめできる。
これからのモバイルバッテリーは財布に入れて持ち運ぶ時代。たぶん。ただ、旅行や取材に行く際はさすがに心配なので、cheeroの小型モバイルバッテリーを持っていくけど。
(執筆者: クドウ@食べ歩き)