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ラーメン二郎のつけ麺は、純粋に麺を楽しみたい人にとって至高の麺料理だと思っています。ラーメン二郎の濃いスープだからこそ、麺のおいしさが引き立つ。
ラーメン二郎のつけ麺は何もしなくともおいしいのですが、筆者がいつもやっている、ラーメン二郎のつけ麺をおいしく食べる方法をお伝えしたいと思います。今回は『ラーメン二郎 新宿歌舞伎町店』(東京都新宿区歌舞伎町2-37-5)のつけ麺。
『つけめん』(850円)と同時に『生とき玉子』(100円)をオーダー。無料トッピングはニンニクアブラマシマシ。まずは汁をよくかき混ぜ、そこに平太麺を投入。ズズッと食べる。うまい。
そして次にまた、麺を汁に浸す。しかしそのまま食べず、生とき玉子に投入し、すき焼き風にして食べる。汁のガツンと強めなテイストが卵黄で軟化。このパワーバランスの緩急が良き。うまい。
ある程度、麺を楽しんだら、汁に沈んでいる豚(チャーシュー)、海苔、アブラをレンゲですくって味わう。海苔はクシャクシャにしてカタマリ状態にして食べると美味。うまい。
豚を食べた直後にアブラを食べると豚のジューシー感が高まる気がして良き。豚の鋭い塩気がソフトになるのも良き。うまい。
汁にラー油を適量入れて、よくかき混ぜ、麺を浸して食べる。ラー油を入れることで、新たに「ほのかな辛味」がエッセンスとしてプラスされるだけでなく、ラー油の油分によってなめらかな口当たりになる。うまい。
また、レンゲにアブラをのせて、そこにラー油を注いで食べても美味。うまい。
終盤、生とじ玉子を汁にすべて投入し、そこに麺を浸して食べる。こうすることで、「汁→生とじ玉子」とは違った「旨味と塩気とコク」の同時進行が楽しめる。うまい。
汁はかなりしょっぱいが、生とじ玉子を入れることにより、ゴクゴク飲めるレベルになる(と思っている)。けっこう飲む。グビグビいく。うまい。
ラーメン二郎はラーメンがおいしい店として知られているが、しっかり、つけめんも美味。トッピングの工夫次第で、自分だけのおいしさを生むことも可能。
つけめんが食べられるラーメン二郎の店舗は少ないが、もしつけめんが食べられるのであれば、頑張ってラーメンを我慢し、つけめんを食べてみることをオススメする。つけめんもまた、ラーメン二郎の看板メニューになり得る美味しさなのだ。
(執筆者: クドウ@食べ歩き)