安田大サーカス・クロちゃんが、3日放送の『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京系)に出演。まさかの好感度爆上げとなっている。 

同番組は、路線バスだけを乗り継ぎゴールを目指す太川陽介と、鉄道だけを乗り継ぐ“軍曹”の愛称で知られる村井美樹が、それぞれ各チェックポイントに設置されたミッションをクリアしながらゴールを目指す“対決形式”の旅番組。今回、クロちゃんは村井の鉄道旅チームに、元サッカー日本代表・前園真聖とともに参加した。

だが村井は、スタート地点である姫路城の最寄り駅・姫路駅には向かわず、なぜか1つ先の京口駅を目指し、結局ここで30分足止めを食らうことに。最初はリーダーである彼女を立てて従っていたクロちゃんも、村井の予想以上のポンコツぶりに「姫路駅だったら早い電車とか本数あったのに」と後悔し、「僕が冷静に立ち回らないといけない」と決意。さらに村井、前園とも反対側の時刻表を見ていたことにすかさず気づいたクロちゃんは、「こっち方面でいいんですか?」と指摘したのだ。

この後もクロちゃんは、ある駅から次のチェックポイントまで歩くとき、村井に対して「もう一度駅に戻る可能性があるなら、(駅から発着する電車の)時刻表見ました?」と質問し、村井に気づかせるなど、前園以上の大活躍。

さらに1日目が終了後、兵庫県・城崎温泉で宿をとることに。そこでクロちゃんは自ら、近くのホテルに宿泊交渉へ。だが彼が、この前に名物のカニをどうしても食べたいと言っていたため、フロントで長いこと話し込む姿を遠目で見ていた村井と前園は「カニが食べられる店のこと聞いてるんじゃない?」「まず宿のことどうなったか教えてほしい」「クロちゃんに行かせたのが間違いだった」などと詮索し、言いたい放題。

戻ってきたクロちゃんに村井が「遅くないですか? 部屋は?」と不満をぶつけると、クロちゃんは「満室でした」と答えつつ、フロントからもらったという別のホテルのパンフレットを片手に、「すごくホテルの人が優しくて、スカイホテルのほうだとツインとダブルの1部屋1部屋だけあるっていうのだけ分かって……」と、いろいろ詳しく聞いていたことが分かったのだ。

また、とあるチェックポイントでは、メンバーがそれぞれボルダリングで頂上を目指すというミッションに挑戦。前園が42秒かかる中、ボルダリング経験者であるクロちゃんはその半分のわずか21秒でクリア。しかも登っている最中、遅れて到着した相手チームのアンガールズ山根良顕が「あ、アカちゃんだ!」とわざと間違えてイジると、「親から見たらいつまでも子ども! バブー! いや違うのよ」と返し、「アオちゃんなんだ」とまたもやイジられると、「そんな海みたいな色じゃない!」と律儀に返していた。

最終地点に向かって、5.5キロの距離を25分で歩こうと、とにかく焦り、歩き続けるリーダー村井。だが歩くのが遅いクロちゃんは、自分の足の遅さや、なかなか意見が通らない歯がゆさ、さらに彼女を立てたいのに無謀なことばかりしている悔しさなどが相まったのか号泣。

 「自分が遅れてるから、あんまりそういうことを言ったら言い訳にしか聞こえないと思うから、グッと我慢してたけど、もうちょっと、もうちょっと考えて。頑張ってるのは分かるんだけど、今のままじゃ……」と言いながら、泣き出してしまったのだ。ようやく事の重大さに気づいた村井も、目に涙を浮かべて謝罪。3人が団結力を深めるキッカケになった。

今回、世間から嫌われているイメージを変えたいという意気込みで参加したというクロちゃん。

ネットでは、「クロちゃん正論」「クロは今回いつも正しいな」「クロちゃん仕事してた」「有能すぎる」「クロちゃんがんばってたw」「どんどん好きになる」「クロちゃん真面目やなあ」「クロちゃん意外としっかりしてる」「クロちゃんまさかのお邪魔キャラ要員じゃなかったw」などなど高評価。

さらに「今日のクロちゃん良かった……! 水曜日のダウンタウンのゲスいイメージしか無かったけど、冷静に判断して行動する姿は生存本能を感じました。軍曹よりも先のことを見据えての発言、ボルダリング、最後の涙には感動しました」と絶賛の嵐が巻き起こっている。

(執筆者: genkanaketara)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 安田大サーカス・クロちゃんのゲスキャラはビジネスだった!? 『バス旅』でファインプレー連発&冷静な判断にまさかの好感度爆上げ「有能すぎる」「どんどん好きになる」