- 週間ランキング
2020年に続き、2021年も新型コロナウィルスが常に社会の中心にありました。
そんななかでも嬉しいニュースや楽しい出来事もありましたし、また、悲しいニュースや苦しい出来事もありました。個人的な印象では、すこしだけ、悲しかったり残念に思うようなニュースのほうが多かったように思います。
では、2022年はどうでしょうか?
2022年の運勢を、タロットカードと数秘術で占ってみました。
暗いトンネルを抜け、すこしずつではありますが明るい展望が見えてきた2021年。それに続く2022年の社会全体は、希望と失望を繰り返すような一年になるでしょう。
……と言うと、とても暗澹とした気持ちになる方が多いかもしれません。しかし、裏を返せば「失望してもまた希望が生まれる年」であるとも言えるのです。
まだしばらくは憂慮する事態が続く兆しが見えます。その都度、感じるのは事前の準備不足と柔軟性の欠如です。困難な状況にあっても、やれるだけのことをやっておけば、後悔は最小限にとどめられるでしょう。
また、これまでは多くの人が、前へ前へと競争するように進むことを目指してきましたが、2022年はその歩みを緩め、時に止めて、競い合うのではなく協調していくことが鍵になります。対立ではなく調和を目指していくことこそが、明るい未来を切り開くためには必要不可欠な要素となるのです。
どっちのほうが大変だったとか、自分のほうが苦労したとか、それにくらべてそちらは/あなたは恵まれている……といった『不幸自慢』のような真似をやめることも大切。
2022年は、個人の幸福を越えた社会の幸福を考えることが意識され、クローズアップされていくでしょう。
では、そんな社会で自分はどんな一年を送るのだろうと気になりますよね。
続いて、生まれ月による運勢ランキングです。
11月生まれの人にとって、2022年は『仕事での自信や成功をつかむ』チャンスの到来です。
2022年は11月生まれの人の個性が最大限に生かされるとき。方々から協力を求められたり、仕事を任されたり、あるいは大きな商談がまとまったり、得意分野での能力が評価されるような展開が考えられます。
眠っていた才能が開花するということもありうるでしょう。
その際に忘れてはならないのは、私利私欲に走らないこと。また、うまいことやってやろうと気負いすぎると、思ったほどの成果は得られません。他者からの甘い誘惑や儲け話にも注意が必要です。
自分らしさを生かしながらマイペースを貫き、全体の勝利や利益を目指すことで、チャンスをものにできる可能性がうんと高まります。
そして成功し、利益を得たあかつきには、それを自分一人の懐に収めるのではなく、周囲の人たちへの感謝や、社会に還元することによって、運気がさらにアップする兆しです。
9月生まれの人にとって、2022年は『責任を負うことによって自覚を持つ』一年になるでしょう。
2022年、9月生まれの人には強いツキがあります。この年、天職に巡りあったり、結婚、出産、あるいは一生もののパートナーや友達、または趣味との出会いといった、思いがけない嬉しいニュースに見舞われる可能性が高まっています。いわゆる『幸運期』と言っても良いでしょう。
しかし、そういうときだからこそ気を引き締めてかかる必要があります。天職に従事するのも、結婚も出産も、大きな責任を伴うものです。恋人や友達、仲間、あるいは趣味だって、一生ものになると感じたなら、腰を据えて付き合っていく覚悟が要ります。
ツキがあるからといって運頼みにするのではなく、しっかり自分が責任を負う覚悟を決めることで、自分の立場や心境に自覚が芽生え、運気をさらに押し上げていく一年となります。
ただ、この時期、つい頑張ろうとして肩に力が入り、完璧を目指そうとしてしまう傾向があるので、リラックスを心掛けることも忘れずに。美しいものに触れることも、運気上昇の鍵となるでしょう。
8月生まれの人にとって、2022年は『変化に順応していく』ことが鍵となります。
2021年、格別面白いこともなく、くすぶっていた人は特に、2022年に訪れる目まぐるしい変化に驚くかもしれません。動き出そうと思っていなかった人も、動き出さざるを得ない状況に置かれるのです。
ですが2022年のあなたは、その変化を穏やかに、かつ楽しみながら受け入れることが出来ます。くすぶっていた期間、実は陰で熟成されてきた精神から、そうした能力が備わっているはずなのです。
何か行動を起こすなら、見栄を張らず、出来るだけ多くの人を巻き込んで一緒に楽しむことを目指しましょう。
ただし、大勢の人と行動を共にするなら、やみくもに動くのではなく、何らかの秩序を保つ必要があります。そのルール作りはしっかりと怠らないこと。
また、夢中になると時間と寝食を忘れがちになるので、休むべきときはしっかり休むことも忘れずに。
7月生まれの人にとって、2022年は『進行方向に向かって線路を敷く』ような一年になりそうです。
線路を敷くという表現が正しいのか分かりませんが、言いたいのは「進むべき方向をしっかり決めて、そちらに向かうための道筋をつける」という感じのことです。
2022年は大きな岐路に立つ場面が増える兆しがあります。その際の進路決定は、今後のあなた自身の指針となり、大袈裟に言うと生涯を左右することになる可能性大なので、自分の人生の基礎を築くようなつもりで慎重かつ丁寧に判断しましょう。これまでぼんやりとしていた自身の思想や目的といったものも、2022年にははっきりしてくる兆しです。
短期的スパンで見れば損に見えることでも、長期的に見れば得になることもあります。パッと見が良く見えるからといって短絡的に飛びつくのはやめておいたほうが吉。
また、足固めの年ですから無理に前進する必要はありません。むしろ足元がしっかり固まらないうちは進まないほうが良いでしょう。
思いどおりにいかないときは、視点を変えてみると良い解決策が見えてきそうです。
12月生まれの人にとって、2022年は『収穫と種まきの年』になります。
2022年に入ると12月生まれの人を取り巻く状況は徐々に落ち着きはじめるでしょう。それと同時に、これまで不透明だったもの、曖昧にされてきたことが、良いことも悪いことも、はっきり見えはじめてきます。
そのなかには「いまの自分に何が足りていないか」ということも含まれています。そして、自身の不足を補うために知識を身につけたり技術を向上させたりする必要が生じるでしょう。独力や独学で何とかしようとするのではなく、この機にきちんと学んでおいたほうが良さそうです。そうして身につけた知識や技術は、この先、人の役に立ったり自分を助けることへとつながるので、基礎を疎かにしないことが肝要です。
また、2022年は、これまでの数年間の総まとめの一年と考えてください。やり残すことがないよう、ひとつひとつの事柄を完結させ、次のステージに進むための種まきをしていくつもりで臨みましょう。
人間関係においては、他人に対して過干渉になりやすい傾向にあるので、適度な距離を保つよう気を付けましょう。
4月生まれの人にとって、2022年は『飛躍ときどき落下』というジェットコースターのような一年になります。
4月生まれの人が、何かを始めようとするなら2022年のうちに! というくらい、スタートを切るのに最適な年になるのですが、最初からすべてが順調なものなどそうそうありません。特に、2022年に着手することはうまくいくときと、そうではないときの落差が激しくなる傾向なのです。
その落差をすこしでも小さくするために必要なのは、自分の経験や知識にばかり頼らないこと。また、出来るだけ好き嫌いで判断することをやめ、客観的な視点を持つこと。他者からの忠告には素直に耳を傾けることが挙げられます。
ちなみに、何かを始めるにあたり目標を掲げるときには、出来るだけ「夢はでっかく!」いきましょう。現実的であることも大切ですが、時には大言壮語が背中を押してくれることもあります。
5月生まれの人にとって、2022年は『明るみに出る年』となるでしょう。
考えていることや思っていることなどが、自分で自覚している以上に表情や言動などによって、表に出やすくなってきます。それは良い作用も生みますし、悪い作用ももたらします。
たとえば感情を素直に伝えることで人間関係が良好になったり、表情から真剣さが分かることで人の心を動かす場面もあるでしょう。それとは逆に、思ったことを深く考えずに口にして不興を買ったり、嫌悪感などが態度に出て気まずくなったりする可能性もあるということです。
特に注意が必要なのは、偏見に関すること。何かに対して偏見を持っている場合、その思考や感情が、相手に伝わるような形で出てしまうかもしれません。その場合、当事者のみならず、あなたがそうした偏見を持っている人だということに落胆した人とも距離を置かれてしまいかねないので注意しましょう。
また、2022年は「情けは人の為ならず」と思って、何をするのも「自分のため」「いつか自分に返ってくる」と意識することが、運気アップにつながります。
2022年は2月生まれの人にとって、『セルフコントロール』が運気の分かれ目になります。
これまで積み重ねてきたこと、温めてきたことを実行に移す時期ではあるのですが、その際、気を付けなければならないのが自身の思い込みや先走り、そして目的を見失った暴走です。
2022年になると2月生まれの人は、途端にフットワークが軽くなり行動範囲も広がっていきます。様々なものに触れ、目移りしたり影響を受けたりした結果、入ってきた情報量が処理速度を上回り、取捨選別がおろそかになってしまうのです。
予定に乱れが生じることも多いため、スケジュール管理はしっかりしておく必要があります。予定変更を余儀なくされた場合は、巻き込まれる人たちにも誠実な対応をとるようにしましょう。
また、心を掻き乱され、感情的になる場面も増えるでしょう。気持ちに素直になることは大切ですが、制御がきかなくなるのは問題です。どこかで冷静な自分を保つようにしてください。
そして心がささくれだったときは、懐かしいものや人、事柄に触れると良いでしょう。
3月生まれの人にとって、2022年は『痛みを伴う改革の年』になります。
2022年は、責任ある仕事を任されたり、社会問題に目を向け実際にとるべき行動を模索するなど、何かが大きく変わろうとする境目に突入します。
これまでの自分の価値観や積み上げてきたものを、一度ぶち壊される、あるいはぶち壊さなければならないような状況が訪れそうです。その際、無理に抗うのではなく、たとえ痛みを伴うものだとしても、これからの未来のために変化を受け入れていく必要があるでしょう。
エゴやプライドで、これまでの価値観に固執していては、この先さらなる困難にぶつかります。いまが改革のときなのだと腹を括りましょう。自分と異なる意見を攻撃し、論破しようとするのではなく、相手の言い分に耳を傾けることも大切です。
決して平坦な道のりではありませんが、そのぶん得られるものも大きくなります。また、困難な状況から見出した新しい試みやアイデアは、これから先を照らす光となるでしょう。
10月生まれの人にとって、2022年は『自分をどこまで掘り下げられるか』がポイントになります。
自分は一体どういう人間なのか……実は自分自身のことって、自分がいちばんよく分かっていなかったりします。10月生まれの人は、2022年になるとそうした「自分とは何者か」という問いにぶつかり、悩むことが増えるでしょう。悩むというと深刻に受け止め、嫌な気持ちになるかもしれませんが、ここで自分を見つめなおしておくことでこれから先の十年ほどが、ぐっと生きやすくなってくるのです。
自分とは何者かを考えたとき、自分の二面性に気付くこともあるでしょう。その二面性こそが、長所でもあり短所にもなりうるもの、この先を見据えたうえで鍵となるものです。頭のなかで考えるだけでは、どうしても自分に甘くなったり、逆に厳しくなりすぎたりと偏る傾向にあるので、書き出してみて一晩寝かせてから読み返したりすると良いかもしれません。
また、2022年は他人をあてにしすぎると期待が外れる場面が増えそうです。あまり多くを望まず、自分の手の届く範囲で頑張ることを目指すのが良さそうです。
2022年は1月生まれの人にとって、『修業の一年』になります。
我慢しなければならないことや、不服を唱えたくなるようなことが多く、特に、やりたいことをしたいように出来ないことへの苛立ちや不満が募る兆しです。
しかし、この一年の我慢や不満は、自分自身を精神的に大きく成長させ、次のステップに進むための重要な土台となります。また、苦難の状況にあってこそ「これまでの考え方、これまでのやり方じゃダメだ」と見方を変えたり見直したりして、ひと皮むけるキッカケともなるのです。
そして2022年は、他者の思考に注目してみてください。人がどういうふうに考えて行動するのかを、よく見て分析していくことで、自分がどう動けばいいのかが見えやすくなるでしょう。
人と接することを億劫に感じたり、些細なことが面倒になるなどして、人間関係をリセットしたくなることがたびたびありそうですが、本当に大切な人との縁まで切らさないよう注意です。
6月生まれの人にとって、2022年は『自分をいかに表現するか、発信していくか』がテーマになるでしょう。
2022年、6月生まれの人は内側から湧いてくるものを、どのようにして外に向けて放出するかが鍵になります。それは一概に良いエネルギーだけとは限りません。どちらかというと怒りや憎しみ、そして悲しみや苦しみといった負の感情が大きく、内側からふつふつと湧いてきて留めておけない状態になりそうなのです。
ただ溜め込んでしまっては、自分を傷付けることになりかねません。なので、いかに自他を傷付けずに放出していくかが重要なのです。絵画や造形、音楽といった手法で表すことも良いでしょう。文字に書き綴るのも一つの手かもしれません。放出したものは、形となることですこしずつ昇華され、やがてこの先の自分を導く大きな道しるべとなりえます。
ただ、文字にせよ発言にせよ、言葉を用いる際には、それが刃とならないよう注意する必要がありそうです。本意ではない形で伝わってしまう可能性があります。
また、健康運が低調気味なので不調を感じたら無理をせず、休息をとることが肝要です。
わかりやすいように毎年ランキング形式にしていますが、実際のところ、一年中運気が好調をキープしている人も、低調を維持している人もいません。
なので、ここに書かれていることは、一年のなかの大きな流れの特に目立つ部分だったりします。
最上位だったからといって何もしなければ幸運も発揮されませんし、最下位だからといって何もいいことが起こらないなんてこともないのです。
どうか2022年が、皆様にとって心身ともに健やかで、良い一年になりますよう願っております。
(執筆者: nikolaschka)