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これから季節は秋から冬へと向かっていく途中。空気が澄み、少し肌寒さを感じることが多くなってきたこの季節は、なんといっても日本酒がうまい! 熱燗で飲んでも、冷やで飲んでも、どっちも美味しく感じられる最高の季節到来でございます。
そんな最高の季節に、なんと山形県寒河江(さがえ)市の日本酒3種を一升瓶で2本ずつ、合計6本もいただいてしまいました。最高の季節に最高の戴き物! ありがとうございます!
山形県は日本酒どころとしてよく知られていますが、その中でも寒河江市は最上川と寒河江川、そして月山を望む豊かな自然に恵まれた立地。市内には3つの蔵元があり、良質な米と清らかな水を使った“地酒”が作られているそう。そんな環境で作られている日本酒だなんて、絶対に美味しいに決まってるじゃないですか!
そこで……!
またしても地元のお酒大好きおじさん3名を招集し、ソーシャルディスタンスなどに十分配慮しながら「ガジェ通グルメクロスレビュー 山形・寒河江の日本酒編」を開催することにしました!
今回の参加者はバーテンダー経験もあり、お酒の知識は豊富なひでのり君(右)と、お酒は何でも大好きだけど飲むと上機嫌になってすぐ寝てしまうドネルス君(左・顔出しNG)、そして主戦場はクラフトビールでありながらも日本酒も割と好きな私ノジーマ(中央)の3名。
日本酒に合いそうなおつまみもたっぷり用意して準備万端。果たして3人の心を鷲掴みにする日本酒はあるのでしょうか。今回は採点は行わず、味の感想を語り合いながらレビューを進めます!
ノジーマ:まずは「千代寿虎屋」の「千代寿」からいただきましょう。糖類無添加の清酒で、日本酒度は1。アルコール度数は15%ですね。
ドネルス:おお、グラスに注いだ瞬間から華やかな香りがしてきた。いい季節が来たって感じだな〜!
ノジーマ:月明かりに照らされてる山形の夜景が浮かんできたぞ! それにしても一升瓶ってデカいな。まるで赤子を抱えているようだ。
ひでのり:日本酒は結構飲むんですが、この3種はどれも飲んだことがないので楽しみですね。
ドネルス:まずは冷やでいただきましょうか。カンパーイ!
ひでのり:あー、これは飲みやすいな〜。原材料を見ると醸造アルコールを足してるのに、キレもあっていい感じ。
ノジーマ:キレもあるけど、甘味も強くてフルーティー。いい意味で日本酒じゃないみたい。
ひでのり:今回は刺身とか冷奴とか、いかにも日本酒向けのおつまみを揃えましたけど、これはチーズあたりも合わせやすいかもしれない。
ドネルス:これはもしかしたら冷やよりも熱燗やぬる燗のほうが合うかもしれないね。ついつい飲み過ぎちゃいそうだけど、あと2種類あるからセーブしておかなきゃ!
ノジーマ:次は「月山酒造」の「銀嶺月山」にしますか。熱燗でも冷やでも楽しめるお酒とのこと。日本酒度数は1でアルコール度数15%というのはさっきの「千代寿」と一緒ですね。まずは冷やからいただきましょう。
ドネルス:さすがに見た目だと違いは全然わからないけど、香りはさっきとは違う気がする。
ひでのり:ほう! 「千代寿」よりもさらにキレが増してきましたね! ドライな味がうまい!
ノジーマ:「千代寿」よりもクイッといきたい感じの飲み口だね。
ひでのり:これは熱燗も冷やもOKというのもわかるけど、個人的には冷やのほうが好みかも。
ドネルス:おつまみも正統派なやつが合いそう。冷奴も刺身もバッチリだけど、焼きサンマなんかも合わせてみたいな。
ひでのり:あー、わかる。サンマは間違いない。魚をつまみたくなるお酒だ。
ノジーマ:寒河江市でこのお酒を飲むなら、寒河江市を流れている川で釣れた魚を合わせたりとかね。壮大な山麓を眺めながら魚をつまんで晩酌とか、もうたまらん!
ドネルス:もう最後か! ラストは「古澤酒造」の「山形の銘酒 澤正宗」。“なんとか正宗”って名前のお酒は見る気がするけど、これは初めてだなあ。
ノジーマ:これはぬる燗がおすすめってことだけど、まずはこれも冷やからいただいてみましょ。これもアルコール度数は同じく15%で、日本酒度は0ってなってる。
ドネルス:あ〜、これはいいなあ。よく知っている感じの日本酒だ。うまいうまい!
ひでのり:フラッと入った居酒屋で銘柄を指定せずに日本酒を頼んだら出てくるような、本当にいい意味で大衆的な日本酒ですね。変なクセが全然なくて、すごく飲みやすい。ぬる燗向けというのも納得ですね。温度も熱すぎず冷たすぎず、人肌くらいのほうが馴染みやすいのかも。
ノジーマ:確かに味はザ・日本酒っていう感じはするけど、透明感が高い気がする。クリアな味わい。やっぱり寒河江の水がいいのか、それとも人と飲むお酒が楽しくて余計に美味しく感じてしまっているのか……。
ドネルス:人と飲んでる補正は絶対あるね(笑)
ひでのり:大人数で飲み会はまだまだ難しいけど、少人数でしっぽりと飲むときに日本酒の飲み比べとかはすごくいいかもですね。
ノジーマ:ところで……。ひと通り飲んだところで味を思い出そうと思って、最初の「千代寿」をまた飲んでみたんだけど、さっきと印象が違う気がするんだよなあ。甘味がちょっと落ち着いて、キレが少し増しているような……。
ドネルス:酔って忘れちゃっただけなんじゃないの?
ひでのり:いや……! それも間違いなくあると思いますが、冷蔵庫から出してだいぶ時間が経って温度が上がったのかもしれないですね!
ノジーマ:なるほど! そしたら次はやっぱりひと通り熱燗にして飲んでみますか! まずは記憶がフレッシュなうちに最後に飲んだ「澤正宗」を熱燗にして……おおっ! さっきより明らかに香りが出てるじゃん! これはうまい!!
ひでのり:もともとぬる燗がおすすめってことですしね。僕は「銀嶺月山」の熱燗を飲んでみましたが、冷やのほうが合うと思ってたけどやっぱり熱燗が正解! 隠れていた香りが出てきますね。ドライな口当たりなので、やけどしそうなくらい熱くてもいい!
ドネルス:3種類の日本酒だけど、熱燗、冷や、ぬる燗、常温と温度を変えれば12通りの味を楽しめるんだ。しかもこれだけいろいろ飲んでも、まだまだ瓶の中にたっぷり残ってるのもすごい(笑)。
ノジーマ:毎日ちびちびと晩酌するくらいなら、一升瓶6本セットがあれば一冬楽しめちゃうんじゃないの? いやあ、楽しい検証になりました! 最後に万歳三唱して終わりましょう。バンザーイ!!
ひでのり・ドネルス:バンザーイ!!(写真はまさかの撮り忘れ)
山形県寒河江市の三蔵元の日本酒を存分に堪能したおじさん3名。この日は深酔いする前に解散しましたが、まだまだ大量に残っているのでまた次の機会も作ってチビチビと味わいたいなと思いました。
今回ご提供いただいた寒河江市の日本酒3種・計6本のセットは楽天市場などのネット通販のほか、寒河江市のふるさと納税の返礼品としても取り扱いがあり、いずれも大変な人気なのだそうですよ。
新型コロナウイルスの感染状況はだいぶ落ち着きを見せてきましたが、まだまだ各自が感染予防に注意をしなければなりません。ぜひ皆さまもこの冬は山形・寒河江の日本酒をお取り寄せいただき、飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。
商品取扱店舗
寒河江市観光物産協会 山形さがえ店(楽天市場)
https://item.rakuten.co.jp/sagaekanko/sake14/[リンク]ふるさとチョイス(ふるさと納税)
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/06206/4825403/[リンク]
商品提供:寒河江市観光物産協会
(執筆者: ノジーマ)