1台で食材を潰したり、混ぜたり、刻んだり、スライスしたり、千切りしたり、泡立てたり……。大谷翔平選手もびっくりなマルチぶりを発揮するキッチン家電「ハンドブレンダー」が家にあったら便利そうだなあ、と思って注目していたら、ちょうどブラウンのハンドブレンダーの体験会が開催されるとのことだったので参加してみました。

結論からいうと、これがまあ~感動的でした! 一家に一台あったら間違いなく料理が楽になるし、想像していた以上にいろいろなことができたし、気軽に作れる料理の幅も広がるだろうなと。以下レポートになります!

こちらがハンドブレンダーブランド「ブラウン ハウスホールド」の最上位シリーズ「ブラウン マルチクイック 9 ハンドブレンダー」。業界最大級のパワフルモーターを搭載してリニューアルされたMQ9100XS/MQ9145XS/MQ9195XLSが10月13日から発売となっています。

本体のブレンダーは3モデル共通。重量は約1030gで、手に取ると割とズシッときます。でも実際に使っていると本体を持ち上げる機会はほぼないので、重さはまったく気になりませんでした。

そしてブレンダーにアタッチメントを装着することで、「潰す」「混ぜる」以外の機能を使えるようになります。

3モデルを比較すると「MQ9100XS」はブレンダーのみですが、「MQ9145XS」は泡立て器、チョッパーやフードプロセッサーとしての役割を果たすカッター、クラッシュアイスを作れるアイス用カッターが付属。「MQ9195XLS」になるとさらにスライサー、千切り、ダイサー、こねベラなどが付属し、実に1台で8通りの用途をこなせるようになるそう!

体験会の会場にはハンドブレンダーを駆使して作られた料理がたくさん並べられていました。

ハンドブレンダーで粗挽きした牛肉で作ったハンバーグにダイスカットした野菜を合わせた「ラタトゥイユ風ハンバーグ」や……

ダイスカットされた野菜が鮮やかに盛り付けられた「コブサラダ」もハンドブレンダーを使えば簡単に作れるのだとか。手作業で大量の野菜をさいの目状にカットするなんてとんでもない重労働ですが、ハンドブレンダーを使うとどのくらい楽になるのでしょう。

まずは製品に同梱されるレシピブックのメニュー監修を担当しているABC Styleの吉野知子先生がデモンストレーションをおこないました。

最初に用意されたのは今回リニューアルされた500Wパワフルモーターを搭載した「ブラウン マルチクイック 9 ハンドブレンダー」(左)と300Wモーターを搭載した別モデル(右)。この2つのハンドブレンダーで同じ食材を使ったスムージーを同時に作り、パワーを比較します。

同時にスイッチを入れてハンドブレンダーを動かすこと数十秒。300Wの方はまだ固形の食材が見えている状態にもかかわらず、500Wの最新機種を使ったほうは一瞬にして見るからに滑らかなスムージーになってしまいました。これは速い!!

500Wのパワフルモーターを搭載していると硬いことで知られているアボカドの種でも瞬時に粉砕できるそうで、皮と種を残したレモンやニンジンなどの硬い野菜をそのまま入れても瞬く間にスムージーになってしまいました。事前に皮をむく手間もかからないですし、果物の皮や種に含まれる豊富な栄養も摂取できるわけです!

続いて塊肉をミンチ状にする機能も実演。ブレンダーにカッターを装着し、フードプロセッサーとして動作させると、大量の肉がわずか10秒にして挽き肉に……!!

スーパーなどで販売されている挽き肉は比較的脂分が多くなっていますが、ハンドブレンダーを使って自宅で挽き肉を作れば栄養のコントロールも可能に。例えば赤身肉だけを使えば低脂肪高タンパクな挽き肉を作れるのです。

しかもパワーは無段階で直感的に調節でき、スイッチを握る力とパワーの強弱が完全にシンクロ。強めに握ると仕上がりが滑らかになり、弱めに握れば粗挽き肉も簡単に作れます。自宅で専門店のような粗挽きハンバーグを作ることだってできますね……!

次はタマネギのみじん切りにも挑戦。こちらは実際に体験もさせていただきましたが、4等分くらいに切って容器に入れ、スイッチをオンにするとわずか5秒程度で全体がみじん切りに!

今まで涙を流しながら時間をかけてみじん切りをしてきたのがバカらしくなりますね。これなら冷蔵庫からタマネギを1玉出して、1分もかからないうちに全部をみじん切りにできちゃいますよ。

最後はきゅうり、ニンジン、大根といった硬い野菜のダイスカットにも挑戦。専用のアタッチメントを装着し、ハンドブレンダーのスイッチを入れながら野菜を押し込んでいくと、これまた瞬く間に、そして均一なサイズで野菜がカットされていきました。これは気持ちいい!

ハンドブレンダーを使えば料理を作る上で面倒くさい工程を一瞬にして済ませることができるので、いつも以上に凝った料理を作りたくなるでしょうし、お父さんやお子さまも料理を手伝いやすくなることは間違いないでしょう。

しかもお手入れも簡単で、専用計量カップに洗剤とぬるま湯をいれて10~20秒程度スイッチを入れるだけでOK。本体を含む一部を除き食器洗い機で洗うこともできるそうです。片付けが簡単なのも気軽に使いやすいですよね。

実際に体験してみて完全にほしくなってしまいました。おすすめです!

(執筆者: ノジーマ)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 スムージーも粗挽き肉もダイスカット野菜も一瞬で作れる! ブラウンの最新型「ハンドブレンダー」はここまで進化したか!