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9月28日、IQOSコミュニティ会員限定ラウンジ「IQOS Signature Café」の再開にあわせて、「Sadaharu Aoki×IQOS ILUMA」スペシャルコラボレーションの発表がIQOSストア銀座店にて行われました。
ゲストは「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」オーナー・パティシエの青木定治さんご本人。
青木さんは、IQOS新機種である「IQOS ILUMA(イルマ)」が体現する“Next Level Forward”からインスピレーションを受けてコラボレーションケーキを制作。この日のために特別に施された店内の装飾は、開発したケーキや、ケーキに使われている食材などを用いて、青木さん自らがデコレーションを手掛け、「得意なものでトライ」したというコラボレーションケーキに対する思いを語りました。
去る8月17日、フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこIQOSの最新モデルIQOSイルマシリーズと、専用たばこ「TEREA(テリア)スティック」を発表しました。
新次元のたばこ体験を提供する“Next Level Forward”という同社のコンセプトは、IQOSイルマの加熱方式にも反映されています。従来機種ではたばこスティックにブレードを挿して内側から加熱する方式でしたが、IQOSイルマはIQOS史上初のブレードレスに。
一見するとIQOSイルマは外側からだけの加熱のように見えますが、内側からも直接たばこ葉を加熱する「スマートコア・インダクション・システム」という方式を採用しています。
「今回のスティック(TEREA)の中には誘熱体(※)というものがあります。そこを経由して内側からたばこ葉を加熱するという方式になっています」「お客様から “よりクリーンな味わい”、“クリアである”という声をいただいております」(フィリップモリスジャパン ポートフォリオ・マネージャー 村上彰啓氏)
(※誘熱体:ステンレスでコーティングされた金属製の媒体。無駄の無い熱伝導を実現する)
ブレードがなくなったことにより、面倒だったクリーニングのプロセスが不要になり、ブレード破損故障の心配もなくなりました。
IQOSイルマは従来のIQOSデバイスと比較しても「よりよい味わい」「高い満足感」「しっかりとした吸いごたえ」のまま、使い勝手を更に向上させたと言えるようです。
「IQOSユーザーはもちろん、紙巻派のユーザーにも自信をもって勧められる製品となっております」(村上氏)
そんなIQOSイルマが体現する“Next Level Forward”からインスピレーションを受け、青木定治さんが制作したオリジナルケーキの名前は「Cake aux Fraises et a là Pistache(ケーク オ フレーズ エ ア ラ ピスタッシュ)」。
「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」のオーナー・パティシエである青木さんは言うまでもなく味のプロフェッショナル。農林水産省の料理人顕彰制度では料理人として選出され、「パティシエ・オブ・ザ・イヤー」のノミネート、「サロン・デュ・ショコラ」最高評価獲得など数多くの実績も挙げています。
Cake aux Fraises et a là Pistache:
フランス産発酵バターとピスタチオペーストを使用した生地に、キルシュに漬けたいちご、レーズン、ヘーゼルナッツ、くるみ、ピスタチオを加えて焼き上げ、仕上げにホワイトチョコレートでコーティングした贅沢な逸品。
しっとりとした食感の生地に、ナッツの香ばしさやいちごの酸味等、様々な素材の旨味が重なり合うオリジナルケーク。
どんな思いで今回のオリジナルケーキを手がけたのか、青木さんに話を聞きました。
――まず、開発したケーキについて具体的に教えてください。
青木定治さん(以下、青木):一番気合いが入るのはベーシックなお菓子なんです。シンプルな生地やケーキがとにかく好きなので、得意なものでトライさせていただきました。今回のケーキ、中にはいちごとピスタチオ、イタリア産のヘーゼルナッツ、長野県東御(とうみ)産のくるみ、レーズンが入っています。これらをサクランボのオ・ドゥ・ヴィ キルシュというお酒にマリネしたものを入れこんで焼き上げました。
1個1個の食材のうまみが他のものをダメにしては本末転倒なので、良い感じでマリアージュさせることに注意を払いました。ミックスし過ぎず、ところどころにピスタチオの濃厚な香りとピエモンテ産のヘーゼルナッツのカプチーノにも近い香り、キャラメル感を感じてもらえるような、まさに“Next Level Forward”というコラボコンセプトに沿ったお菓子ができたと思っています。
――コラボレーションのコンセプトである“Next Level Forward”を聞いた時、どのようにとらえましたか?
青木:数年前にスイスのフィリップ モリス本社を来訪した際、パティシエとの共通点を多く感じたんです。スイスのIQOSチームも、たばこの葉をただ買い集めるんじゃなく、彼らもたばこの葉の原産地の事に思いを馳せて、ブレンダーの人たちがそれぞれの産地の葉っぱのうまさを追い求めていました。
今は僕、食材は長野県漬けってほど、長野推しなんですけれど、今回のフルーツも農家さんが作ってくれた様々なスペックのフルーツを、直接いただいてきました。
パティシエがそれらの素材に合わせて火を入れる時間や蒸す時間を変えて、うまみを引き出すためのベストを尽くしました。いかに自分たちの思っている味わいに近づけられるか、素材の良さを引き出すことができるか、という点はスイスのIQOSチームと同じかな、と思っています。
――青木さんはIQOSユーザーとのことですが、IQOSイルマを初めて試した時の、味わいのエキスパートとしての第一印象はいかがでしたか?
青木:僕にとって、IQOSは生活の中の相方という存在です。実際にIQOSイルマを試してみたら、ストレートに良質な葉っぱのうまみを感じる加熱の仕方でしたね。熱によって包み込まれたようなうまみがダイレクトに伝わってくるのがわかりました。
驚きもあり、さらにうまみもあり。また開発チームを知っているだけに同じ作り手として「やったー!」という共感と喜びがありましたね。
進化していくうえでブレてはいけない部分というのが、IQOSでいうところの本物の葉っぱのうまみ、キレの鋭さだと思います。今回そういったベーシックの部分をしっかり押さえています。
僕のお菓子作りでも食材の味わいがブレないように、何を使っているかお客さんにしっかり伝えるという意識があるのですが、そこと共通していますね。
――“Next Level Forward”は今後の青木さんの作品作りにどう影響しそうですか?
青木:「加熱」がキーワードだと思っています。料理の世界は水分量との戦いなんです。たとえば岡山や山梨や長野、それぞれの産地に桃がありますが、それぞれ水分値が違う。今回のような焼き菓子にするときでも、水分をどういう風に飛ばしていくか、キャラメルゼして飛ばしていくのか、オーブンに入れて水分を飛ばしていくのか、そうすることによって味の凝縮が行われていきます。
全てがマリアージュされたとき、一つひとつの味がハッキリとして感じられる。それがすごく今回のヒントになっていますね。ベーシックなお菓子をさらに美味しく次のステージに進化させるポイントは「熱」だったと感じています。
――IQOSユーザーへのメッセージはありますか?
青木:僕はお菓子を通じてのメッセージしか伝えられないのですが、今回のケーキにしても、IQOSイルマと一緒に楽しんでほしいなと思います。
また食べる際は、電子レンジでちょっと加熱してもらうくらいがちょうどいいと思います。周りのチョコレートがちょっと溶けだすくらい。中と外側の両方のうまみが楽しめると思いますよ。
一般のみなさんにもお伝えできる事なのですが、お菓子を通じて良い感じの幸せな時間を楽しんでいただきたいと思っています。毎日、「わかりやすいお菓子」作りをするよう心がけています。
この日はアトリエのある軽井沢から駆け付けた青木さん、来週にはパリに戻る予定だそうです。
「1年ほど滞在している軽井沢では様々な産地のフルーツを試しながら過ごしてきました。フレンチの技術で長野県をはじめとした日本の食材の良さを世界にアピールしていきたいですね」と熱く語りました。
サダハル・アオキによるコラボレーションケーキ「ケーク オ フレーズ エ ア ラ ピスタッシュ」はIQOSストア銀座、札幌、心斎橋、それぞれのIQOS Signature Caféにて10月1日(金)から提供予定です。
IQOSの会員特典コミュニティーサイト「IQOSPHERE」会員と同伴者に無料で提供となりますが、数量に限りがあるためなくなり次第終了となります(IQOSPHEREの各ランクに応じて同伴者の数が変更)。
また、「IQOSPHERE」内の景品としても抽選で提供するとのこと。コインズを貯めての抽選応募となり、応募期間は2021年10月21日10時まで。
最高の素材を最高の手法で仕上げたコラボケーキ、この機会にぜひお試しください!