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パナソニックは、加湿空気清浄機「F-VXU90」を9月21日に発売する。価格はオープンで、カラーは木目調とホワイトの2色展開。
最大の特徴として、「ナノイー」比100倍のOHラジカル量を生成する新「ナノイー X」を搭載。花粉を99%抑制するまでの所要時間が、従来製品と比べて約1/4になったという。
パナソニックの生活家電に応用されている「ナノイー」は、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオンで、さまざまな有害物質に作用しやすいOHラジカルを含んでいる。
新「ナノイー X」は「ナノイー」比100倍となる毎秒48兆個ものOHラジカルを生成することで、空気清浄のパワーが大幅にアップ。
約6畳の空間でスギ花粉を99%抑制するまでの所要時間を従来製品の加湿空気清浄機と比較した結果、2019年のモデルで約24時間、2020年のモデルで約12時間かかっていたところ、最新モデル「F-VXU90」ではわずか約3時間に短縮されている。
加えて、花粉を効果的に集じんする「3Dフロー花粉撃退気流」と呼ばれる同社独自の花粉撃退テクノロジーを搭載。花粉を徹底的に除去するとしている。
「ナノイー X」は、日本の主要な花粉の抑制作用のほか、タバコ臭など気になるニオイの脱臭、人体へ悪影響を及ぼす病原微生物(細菌、真菌、ウイルス)やアレルゲンの抑制、PM2.5含有成分の分解など、さまざまな有害物質に作用する効果が確認されている(※デバイスの検証結果)。
パナソニックは新「ナノイー X」について脱臭効果やカビ菌の抑制効果に関する検証結果も公開しており、従来製品と比較して加齢臭の脱臭スピードは約1/8に、カビ菌の抑制スピードは約1/4と、いずれも「ナノイー」史上最速の効果が認められたという。
換気時の花粉の侵入や、ダニやペット由来のアレル物質、生ごみ臭や生乾き臭といった生活臭、窓や壁に発生するカビなど、何かと気になることが多い生活空間。
そうしたなかで、新「ナノイー X」は第一弾として搭載された「F-VXU90」を皮切りに、今後もさまざまな製品に搭載されることで、清潔で快適な暮らしをサポートしてくれることが期待される。