ダウンタウン松本人志が14日、自身のTwitterを更新。12日放送の『キングオブコントの会』(TBS系)の世帯視聴率が6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)であることを報じた記事に言及した


https://twitter.com/matsu_bouzu/status/1404294726170255365

キングオブコントの会は内容的にも視聴率的にも大成功でした
ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう?その指標あんま関係ないねんけど。。。

その5時間後、彼は今度は「補足」として、「コア視聴率」について説明し、同番組が同時間帯1位だったことを報告している。コア視聴率は各局が独自に定める指標で、TBSは「新ファミリーコア」として4~49歳を重点ターゲットにしている。


https://twitter.com/matsu_bouzu/status/1404381670485094411

補足。
コア視聴率が良かったんです。
コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです。だから。低視聴率みたいなミスリードは番組を観てくれた皆さん。後輩達に申し訳ない気がします。

この訴えに対しネットでは様々な意見が飛び交っているが、コントを愛する松本の抵抗の表れではないだろうか。それにしてもなぜ、ネットニュースは世帯視聴率を書き立てるのだろうか?

それは業界に、最近まで「ゴールデンで世帯10%を下回るとヤバい」という風潮があったからだ。分かりやすく言えば「ひとケタ」という表現だ。この“ふたケタ”と“ひとケタ”という分岐点によって番組の人気、不人気が明確に分けることができたため、ひとケタになっていたら「爆死!」「危険水域!」「打ち切りか」などと記事も比較的書きやすくなっていたのだろう。
 
だがご存知の通り、個人視聴率が重視されるようになってきたものの、肝心の個人視聴率が分からないため、今までの基準でしか書けないという現状もある。

事実、各局に張り出される高視聴率の張り紙には個人視聴率のほうが大きく書かれている。だが今や少子化が進み、今のコアターゲットさえも50代以上になったとき、基準はまた変わるのだろう。いずれにしても、面白いかそうでないかは個人の判断でいいとは思うのだが。

(執筆者: genkanaketara)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 松本人志が猛クレーム! ネットニュースが世帯視聴率にこだわる理由