謎の殺し屋集団から死に追い込まれる同じ1日を無限に繰り返している男・ロイ。どうすればこの死のループから抜け出せるのか?なぜ狙われるのか?タイムループの中でレベルアップし真実に近づいていくー。映画『コンティニュー』が6月4日(金)より全国公開となります。

主人公が死ぬたびにレベルアップしていくという、対戦型格闘ゲームのステージをクリアしていくような斬新な世界観で描かれる本作。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』の⻤才ジョー・カーナハン監督は、「この映画の中では、主人公のロイ・パルヴァーが殺され、メル・ギブソン演じるヴェンター大佐に近づいていく過程で生まれ変わっていく。 <ラスボス>はヴェンター大佐で、暗殺者を全員倒した後に待っている最後の難関」と格闘ゲームに基づいた そのコンセプトを語っています。

実際、本作の原題である「ボス・レベル( 『BOSS LEVEL』)は対戦型ゲームにおいて最高難 易度を誇るラスボスのことを現しているという。劇中ではロイが死ぬたびに「ATTEMPT」のテロップと共に回数が表示され、ラスボスに辿り着くためにトライ&エラーを重ねていく様子が表現されています。

また、劇中には実際に80年代に一世を風靡した懐かしのアーケードゲームとして、「ギャラガ」や「ストリートファイター」が登場! ロイにはゲーム好きの息子ジョーがおり、ループを止めようと奮闘する中で一緒にプレイをし、絆を深めていく重要なキーアイテムになっています。

ジョー・カーナハン監督が「何度もその瞬間を繰り返すことで、自分の過ちを正し、愛する人々の前で名誉挽回するという物語」と語る通り、妻と息子と別居中の冴えないダメ親父のロイは死ぬたびに身体的にレベルアップして敵を追い詰めていくだけではなく、男として、父親として自分に欠けているものに気付き、なるべき姿の自分へと変 化していく姿も描かれます。

主演のフランク・グリロは、「ロイ・パルヴァーというキャラクターの内面を理解することは 難しくなかった。脚本で表現されていたから。『コンティニュー』はアクション、コメディ、ブラックコメディ、ドラマが均等に混ざった作品。脚本を読んで、その深みが分かった。ロイは人生で、多くのものを失ってきた。軍でのキャリアを終え、よりどころをなくしてしまった。その結果、妻を失い、息子と疎遠になった。 息子はロイが父親であることさえ知らない。その後、考えられないような状況 を経て、ロイは自分がどんなに傷ついているか知り、回復することを望む。自 分の人生で犯してきた間違いを正したいと思う。それでこの途方もない状況 を通ることで、やり直す機会を得ることになるんだ」と本作で描かれるロイの成 ⻑について語っています。

メル・ギブソンもまた、「『コンティニュー』はアクション映画を新しいレベルに押し上げる作品だ。主人公は毎朝、暗殺者が顔にナイフを突きつけているような状況で目を覚ます。でもそこには、物事はやり直せるということ、そして犯した 間違いは正せるという教訓が含まれているんだ。過去に戻って自分の人生の 一部をやり直せるとしたら、どうするかと問いかける。 この映画を見て、そのことについて少しでも考えてもらえたらと思う」とアクションだけではない本作のテーマを絶賛。ぜひ劇場で!

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 新感覚SFアクション『コンティニュー』「ギャラガ」に「ストファイ」80年代ゲームが登場!