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2月26日(金)からAmazon Prime Videoにて全4話一挙配信を開始した『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』シーズン9。
松本人志さん企画・プロデュースの同シリーズは、「最後まで笑わなかった者、他者を笑わせてポイントを多く獲得したものが優勝」というルールのもと、10人の参加芸人が自ら参加費100万円を手にして挑む、“笑わせあいバラエティ”番組。
今回は参加者のひとりであるチョコレートプラネットの長田庄平さんにオンラインでインタビューを実施。ドキュメンタルは「シーズン1から全部見ている」と語るマニアの視点から、キャリーオーバーでシリーズ史上最高額となる優勝賞金2000万円を懸けた戦いを振り返ってもらいました。
――「ドキュメンタルが大好きで、シーズン1から全部見ている」と語っていましたが、初めて松本人志さんからの招待状を受け取った時の気持ちを教えてください。
チョコレートプラネット長田庄平さん(以下、長田):嬉しいと怖いが半々くらいでした。(賞レースとは)全然違いますね。相方もいないですし、全て自分の責任、逃れようのないプレッシャーがありました。
――他の参加者の顔ぶれを見て、どういう展開になりそう、自分の立ち位置はどうなりそうだと考えましたか?
長田:今回で言えば「若手が多いな」という印象でした。僕を含め、霜降り明星の二人、サンシャイン池崎、あばれる君、ゆりやん。テンションが高くて、勢いのあるメンバーが揃いました。池崎は同期ですし、鬼奴さんは僕がデビューした頃からずっと一緒に舞台とかのお仕事をしていたので、仲が良い反面、逆に気が緩んじゃう怖さがありました。僕はゲラなので、笑っちゃう前に全て出しておこうという作戦で挑みました。出し切ることはできましたけど、ちょっと焦り過ぎちゃった部分はありますね。もうちょっとゆっくり、空気感をつかみながらやっても良かったかな、という反省はあります。
――今回の優勝賞金が2000万円というのは、参加者が集まったあの場で初めて聞いたのでしょうか?
長田:そうです。本当に知らなかったです。あれで一気にギュッと締まりましたね。もうちょっとバラエティ感があるのかなと思ったんですけど、みんなガチ中のガチでした(笑)。終わった後にせいやに聞いたら、「前と違った」みたいなことは言ってましたね。僕も2000万は欲しいけど、逆に2000万をとった時の怖さもありました。「俺が2000万とっていいのか」みたいな。もちろん、それだけの価値がある大会ですけど、「2000万に値するパフォーマンスが見せられるかのか」っていう。その点、久保田さんは前回1000万円を逃してるのもあって、笑いの手数が凄いし、必死さがハンパなかったですね(笑)。
――長田さんと言えば、自作ガジェットの数々が見所になると思うのですが、ドキュメンタルのために開発したものあるのでしょうか?
長田:スーパーマウスホーンの改良版で、ジュニアさんに装着してもらったウルトラマウスホーンはドキュメンタル用に作ったやつです。あと、最後の方に出てくるインパクトドライバーキャンティもそうですね。今後も披露できる場所があれば出していきたいです。
――その他、お気に入りの場面、これから視聴する人に楽しみにして欲しいハイライトシーンがあれば教えてください。
長田:やっぱり鬼奴さんのモノマネが面白かったですね。瞬発力の笑いじゃなくて、じわじわくるんですよ。桃井かおりさんのモノマネで、言ってることがめちゃくちゃ適当なんですよ(笑)。あれはボディブローのようにきましたね。
――参加してみて、あらためてドキュメンタルの魅力とは?
長田:やっぱり展開がどうなるか分からないのが他にはない面白いところですし、トップレベルに面白い芸人が集まって悪戦苦闘するというのが醍醐味だと思います。みんな準備してくるけど、思い描いたとおりには全くならないんですよ。変な話、奇跡待ちみたいなところがあるので。ちゃんとしたお笑いを見たければ、芸人のネタを見れば良いわけで、どうなるか分からない、もしかしたら何も起きないというのも含めてドキュメンタルの魅力だと思うんです。アタリとかハズレとかじゃなく、そういうのをひっくるめた実験的な場所だと思うので。この芸人とこの芸人が混ざったらやっぱり面白いことが起こったとか、意外と面白くならないんだ、というのを楽しむ番組だと思います。今回で言えば、池崎とかあばれる君は、天然と言うか、狙いに行ったのとは違う変な化学反応を見せて笑いに持っていくタイプなので、それは怖かったですね。
――もしまた出演オファーがあったらどうしますか?
長田:あの空気感に飲まれていたところがあるのでリベンジしたいです。相方とも対決してみたいですけど、笑っちゃいそうですね。ある意味で一番の強敵かもしれません。あと、前回のチャンス大城はめちゃくちゃツボにハマっちゃって、同じ回には絶対に来て欲しくないです(笑)。
――またの参戦を楽しみにしています。本日はありがとうございました!
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