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メールやSNSの普及で減少傾向が続いている年賀状。だからこそ、あえて年賀状にこだわり全力投球で年始の挨拶をおこなう人も少なくないはず。
今年、筆者が受け取ったなかで最もインパクトの大きかった年賀状が、かつお生節を真空包装した高知県からの年賀状でした。「新旬」とはまたウマイことを言ったものですな。
送り主である高知県にお礼の連絡をしたところ、なんとカツオ人間がビデオ通話で対応してくれることに!
――新年あけましておめでとうございます! 年賀状ありがとうございました!
カツオ人間:……。
――ユニークな年賀状で、新年初笑いを済ませることができました。
カツオ人間:……。
――カツオ生節ってどんな食べ方がおすすめですか?
カツオ人間:……。
――2020年は観光業が大きな打撃を受けて高知県も大変だったのでは……?
カツオ人間:……。
なるほど! アナタ、喋らないタイプのアレなのね! それなのにビデオ通話ってなんたるパワープレイッ! カツオだけに身を削ったギャグってか!
カツオ人間は2011年に銀座・高知県アンテナショップのPR大使、2013年から特命課長に就任し、2017年からは高知県まとめサイト「高知家の〇〇」の副編集長を務めているとのこと。
同席した高知県の担当者によると、カツオ節は「勝男武士」や「勝つ魚節」とも呼ばれ昔から縁起かつぎの品として重宝されてきた名産品。2020年はいろいろなことがあって大きな変化を余儀なくされましたが、カツオのチカラで新年の好スタートを切って欲しいとの願いをこめてカツオの年賀状を届けてくれたそうです。
「高知家」としてフレンドリーな県民性を打ち出し、広末涼子さんや島崎和歌子さんを起用したプロモーションが印象的な高知県ですが、県境をまたぐ移動もままならない状況を踏まえ、高知の魅力である自然・食・人の素晴らしさを「高知家の〇〇」を通じて伝えていきたいとのこと。ぜひサイトをチェックして観光気分を味わってみては。
カツオ人間、ありがとう!
高知県まとめサイト「高知家の〇〇」:
https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/