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2020年11月12日に発売されたNintendo Switch・PlayStation 4・PC(Steam配信)用和風アクションRPG『天穂のサクナヒメ』(マーベラス)。武神と豊穣神の娘のサクナヒメがヤナトの国のヒノエ島を豊かにしつつ、鬼たちに立ち向かっていくというストーリーなのですが、その稲作パートが本格的で、攻略のために農林水産省などの米作りのサイトの情報を参照するプレイヤーが続出しています。
そんな中、農水省の米消費拡大情報サイト『やっぱりごはんでしょ!』が、ゲームを開発した『えーでるわいす』代表のなる氏(@nal_ew)らへ話を聞いたインタビューをFacebookページに掲載して話題となっています。
なる氏は「呼び出しを受けました」として農水省の画像付きでツイート。
呼び出しを受けました。 https://t.co/RaoByteO0Ipic.twitter.com/8Ikd6Dcw0d
—なる (@nal_ew) December 25, 2020
インタビューでは、ゲームに稲作を取り入れた経緯や、反響について語られていますが、企画・開発の際には「すみません、開発時には農水省さんのHPは参照していなかったです(笑)。稲作で分からない点に直面するごとに、ネットから情報を仕入れてはいましたが」といいます。一方で「プレーしている中で、疑問が生じた際に農水省のHPなどから情報を検索して稲作について理解を深め、そこからさらに“もっとお米を食べよう”と思ったり、“稲作をやってみたい”と思ったりしてもらえるなら、自分たちとしても非常にうれしいです」と語られています。
なる氏のツイートには、「お国から呼ばれるほどのゲームを作られたのはすごい事」といった反応のほか、「稲だけにいいね」「草生やすな養分持ってかれる」といった声が続出していました。
埼玉県加須市で独立就農した中森農産の中森剛志代表や神戸の精米卸販売業の神明の担当者となる氏が対談したコンテンツを企画するなど、「稲作」の知識面でも理解が深まるようにしている『天穂のサクナヒメ』。知育という意味でもプレイする価値があるゲームといえるのではないでしょうか。
農林水産省『やっぱりごはんでしょ!』インタビュー(Facebook)
https://www.facebook.com/maffgohan/posts/3089040124530060 [リンク]
※画像はTwitterより
https://twitter.com/MAFF_GOHAN/status/1342306955566563329 [リンク]