日本版「コールドケース」の第3弾、「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」の放送がスタートしました。未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描く、全米で全シーズンの平均視聴者数1,000万人超えの大人気ドラマ「コールドケース」がオリジナル。日本版では吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が豪華共演を果たしており、2016年、2018年に続く第3シーズンが、WOWOW開局30周年記念作品として放送となります。

その放送を記念して、吉田羊さん、永山絢斗さん、滝藤賢一さん、光石研さん、三浦友和さんの豪華5ショットインタビューが到着しました。シリーズが続くことで得た信頼関係でコロナ禍での撮影を乗り越えたシーズン3について、みなさんで語っています。

■連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~ (全10話) [リンク]

●ファン待望のシーズン3の放送ですが、撮影を終えていかがですか?

吉田:コロナという大変な時期でしたけれども、2か月の自粛期間を経て無事に撮り終えられたのはやっぱりコールドケースという作品がもつ底力だと思いましたし、コロナがあったことで逆にシーズン3で皆様との絆がより深まったなと感じております。またそれは自己満足ではなく、ゲストでいらっしゃった皆様が口を揃えて「本当に良いチームだね」と言って下さるのが何よりも嬉しい感想でした。

永山:本当に皆様の愛に救われてここまでやってこられた気がしています。それに先輩方の現場への愛や、振る舞いがすごく勉強になりましたし、とても身になったと思っています。今回もただじゃ終わらない現場でしたけど(笑)、とっても楽しかったです。

滝藤:本当にシーズン1、シーズン2の立川を超えられるのかということだけが不安でしたが、これはもうシーズン3でまた立川が人気出ちゃうなと(笑)。本当に皆様に助けられましたし、そしてまだまだこの立川という役をこのメンバーと一緒にやっていきたいと思っております。

光石:1、2ときて3、本当に楽しかったです。本当に憎きコロナですけど、2か月半撮影が延びて、ずーっとテーブルにコールドケースの台本があって、なんか長く楽しめた分、嬉しかったです。そしてこんなに俳優ファーストな現場もないと思っております。愛を感じております。

三浦:間違いなくこのシーズン3で、レギュラー5人のチームワークがすごく熟してきた、完熟してきた。こんなに居心地の良い仕事場っていうのは滅多にありません。

●作風はシリアスですが、みなさんがそろう撮影現場は楽しそうですね!

吉田:自粛明けに再会した時に、やはりそれまでとは違う手はずが増えたんですよね。フェイスシールドをしたり、手指消毒をしたり、検温をしたり、でもそれは3日もすれば慣れてしまったのですが、ある日、光石さんがフェイスシールドをしたままベビースターを食べようとして、全部こぼすっていう事件がありました(笑)。あれ無意識ですよね?

光石:覚えています(笑)。滝藤君が横にいました。「何やってんすか」って(笑)。

吉田:言いそう(笑)。

滝藤:びっくりしましたよ!突然、バラバラバラ!って音がしたんで。こんなことあるんだって(笑)。

吉田:それくらい感染対策が当たり前になってしまった、ということですね(笑)。

滝藤:また光石さんの話になっちゃうんですけど、百合(吉田羊)はシーズン1から水色のコートをずっと着ているのに、今回の現場で「めずらしいですね、水色のコート」っておっしゃっていました(笑)。

吉田:見たことがない気がしたんですよね?

光石:そうですね(笑)。そういうことを言った記憶がありますね。その時、初めて観たと思ってしまったんでしょうね。僕はもう、数々の失敗をしていましてね。

●ほかに撮影期間中のエピソードはありますか?

吉田:光石さんは、入り時間が早かったですよね?予定の1時間前とか?

光石:そうなんですよ。僕はもともと早いんです。早いんですけど、この現場が楽しみだったんでしょね。なんか早くなっていたんですよね。起きて用意して、すぐ家出ちゃうんで。

滝藤:光石さんのスタンバイは、僕より20分以上後なんですけど、僕が入る頃にはもう終わっていますから(笑)。

光石:衣裳部屋とメイク部屋でバカ言って始めるっていうのがルーティーンでした。

吉田:ケンティー(永山)も早いよね?現場に来て朝ごはん食べてね。

永山:今回からなぜか早くなって、それがクセになったんですよね。この撮影が終わってからも、すごく早く入る人になって。それはいいことだとは思うんですけど(笑)。

●楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いいたします!

吉田:今シーズンは攻めています。シリーズ化の難しさに、身を焦がして挑戦している感じ。特に5人が、シーズン1、2を経て絆を深めたからこそ、怖がらずにぶつかり合っている。絆がまた違う形に変化していく、そういうシーズン3になっている気がします。途中ハラハラする展開もあるかと思いますが、この5人の今を見ていただけたら嬉しいです。

永山:シーズン2のときよりも更に、気持ちが向かっているのかもしれません。シーズン3は滝藤さんが暴れてくれますよ!(笑)

滝藤:シーズン1、2に負けず劣らずの台本とスタッフ、キャストの心意気を感じます。自分達で上げ続けているこのハードルを、今回もチームワークで見事に飛び越えていきたいと思います!

光石:シーズン3は、5人のよりパーソナルな“私”の部分がこれまでよりも掘り下げられている感じがします。全体的に人間味が増えて、それぞれのエピソードがありますが、特に(滝藤演じる)立川の“私”に迫る回。そういった部分を見てもらいたいです。

三浦:今まで通りに面白いからぜひ見てください!

撮影:Maho Korogi

「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」
WOWOWプライム
毎週土曜22時~全10話(第1話無料放送)
(C) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 吉田羊がコロナ禍での撮影と想いを明かす「乗り越えられたのは『コールドケース』という作品の底力」