『男子高校生とふれあう方法』(アクションコミックス)など、独特のテンションと作風が光る地球のお魚ぽんちゃん先生(@bakanoakachan)がTwitterで公開している『一線こせないカテキョと生徒』。第24話でも、イケメンだけどおバカすぎる男子高校生の高木くんを東大出身の家庭教師・夏目ほのかが誘惑しようと課題のハードルを下げています。





「高木くん…次のテストで50点以上取れないと…先生……クビになっちゃうかも」と言われ、「えっ!?そんな…ッ」となる高木くん。「俺っ、頑張ります!」となったのを見て「ふふ…焦ってる…クビはまあ言い過ぎだけど、高木くんにはそろそろ本気出してもらわないと」と思いますが、高木くんがノートに「絶対100点とるぞ!!!」とペン習字のごとく書き出しはじめてしまいます。しかも「点」の字が間違っている……。



ペンを物理で止めて、「高木くんっ、意気込みはわかったから!次のテスト日本史だったよね」「あっ、はい」「今どの時代やってる?」と聞くと、「えっとたしか…平平時代ですね」との答え……。「平安時代ね!『清少納言』と『紫式部』が活躍した時代だ。清少納言と紫式部ね!清少納言と紫式部!」と教えると、「清…清少…清少式部と青納言…」とブツブツ覚えようとする高木くんに「誰と誰?」となります。



「うわあ覚えられない」と顔を覆う高木くん。「このままじゃほのか先生がっ、ビッグになっちゃうんですよね?」「クビね」といちいち突っ込まなければならないのですが、「俺…、ほのか先生がいない毎日は想像できなくて…だからテスト頑張らなきゃいけないんです…」と言われてキュンとしてしまい、「ごめんね高木くん、鼓舞するつもりで先生言いすぎちゃったの…」と謝って……。



「先生クビにはならないし…テストも50点以上じゃなくても…いや20点…10点…………3…、名前だけ書ければオッケーです!」というほのか先生に「わかりました!それなら絶対大丈夫です!高木悠樹!高木悠樹!高木悠樹!高木悠樹!」と連呼しだす高木くん。「もう…高木くんったら…」と言いつつ、「でも私…本当に高木くんに…あッッッッッッッッッま」と落ち込むのでした。


「平平時代にツボった」「青納言の青どっからきた?」「名前連呼に笑った」という反応のほかに「絶対自分の名前間違える」といった予想や、「ほのか先生に一生面倒みてもらう陰謀では?」といった声もあったこの話。だんだんほのか先生の甘さもインフレを起こしているように感じられます。


2020年9月には電子書籍1巻のKindle版が配信となった『一線こせないカテキョと生徒』。高木くんにひとめぼれしてしまったほのか先生が一線を超えられる日が果たしてやってくるのか、気になるところです。


『一線こせないカテキョと生徒(1)』Kindle版

https://www.amazon.co.jp/dp/B08HMQLSRY [リンク]


※画像はTwitterより

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「平平時代にツボった」「名前連呼に笑った」 家庭教師が課題のハードル下げてもフラグを折る男子高校生マンガの甘さがインフレ気味