『「ジューっ」…実は…悲鳴です……』


フライパンは急速に冷やしてはいけない、という呼び掛けがTwitter上で注目を集めている。


件の呼び掛けを投稿したのは、フライパンなど調理器具メーカーとして知られる和平フレイズの公式アカウント(@waheifreiz)。


https://twitter.com/waheifreiz/status/1321806493784702980?s=20




「(……きこえますか…きこえますか…みなさん…こんばんは… 今… あなたの…心に…直接… 語り掛けて…います…調理後すぐの…ふっ素樹脂加工…(テフロン)…フライパンを…急に…冷やさないで…あの「ジューっ」…実は…悲鳴です……表面の…加工が…傷む原因の…ひとつ…です…2分程度…お待ちを…」


熱で金属は膨張するので、火にかけて熱くなったフライパンに大量の水をかけるとぎゅっと収縮し、表面のふっ素樹脂加工がずれて剥がれやすくなってしまうということだ。


和平フレイズの投稿に対し、Twitter上では数々のコメントが寄せられている。


「計算上 100 年以上持つコーティングが傷つく度に『また 100 年の時を生きてしまった」と思っていましたが、まさかこんな…

目からウロコです」

  

「えっ…熱々のをジューって時に汚れ落とした方が、綺麗になると思って率先してやってた…

やしあんな早く真ん中の方から焦げ付くようになってたんか…

ごめんな、今までのフライパン…私のせいで寿命縮めてしもて…

はぁ…こりゃええこと聞いた」

  

「ごめんなさい。そうだと知っててもその悲鳴が聞きたいんです。好きなんです サイコパスでごめんなさい」

  

「その『ジューっ』って音を聞きたくて仕方ないときはどうしたらいいでしょうか。」

  

「つい最近まで、『ジューっ』は汚れが浮き上がってる音だと思ってなるべく熱いうちにやってました」


コメントを見渡すとあの「ジューっ」という音がフライパンを洗うために欠かせないと誤解してしまっていた人は多いようだ。


火からおろして2分を目安にある程度フライパンが冷えてから洗うこと、また中火以下での調理ややわらかいスポンジで洗うことなどを心がければフライパンのふっ素樹脂加工は飛躍的に長持ちするということ。くれぐれも「ジューっ」に心惹かれないようご注意いただきたい。


※画像はTwitter(@waheifreiz)から引用しました


(執筆者: 中将タカノリ)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「ジューっ」は禁物!? フライパンの正しい洗い方を呼びかけるツイートが話題に