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河野太郎行政改革担当大臣が、行政手続きでハンコを使用しないことを全府省に要請。それを受けて、2020年9月24日に内閣府は、各府省に通知を出して「廃止」「廃止の方向で検討中」「存続の方向で検討中」の中から回答するように求め、存続の場合は理由の提示を求めています。
一方で、河野大臣はTwitterで「行政の手続きにハンコはやめようと言ってるのであって、ハンコ文化は好きです」として、日露戦争の日本海海戦の参謀として知られる秋山真之(1868-1918)が著した『海軍基本戦術』(中公文庫)に篆刻が押されている画像をツイートしています。
前にもツイートしたけれど、行政の手続きにハンコはやめようと言ってるのであって、ハンコ文化は好きです。 pic.twitter.com/1GFKCsxfT5
—河野太郎 (@konotarogomame) September 23, 2020
この河野大臣のハンコに関する要請について、平井卓也デジタル改革担当大臣は2020年9月25日の閣議後記者会見で「100%支持します」と発言。さらに「河野大臣とは週一回程度、二人きりでいろいろなテーマを議論して、ターゲットを決めて進めていこうとしています。ハンコを押すということの意味を含めて、見直すべきではないか。これはデジタル化以前の問題」と述べています。また、企業の会社登記などの押印については「私の方で進めていく」として、河野大臣と役割分担をしていくことを強調しました。
※トップ画像はTwitterより
https://twitter.com/konotarogomame/status/1308913702394122247 [リンク]