映画『ワンダーウーマン 1984』が2020年10月9日(金)より公開予定。ピード・力・戦術のすべてを合わせ持ち、世界中で 数々の社会現象を巻き起こしてきたヒーロー<ワンダーウーマン>が放つアクション超大作です。


そしてこの度、製作陣がワンダーウーマンの新たなコスチューム、ゴールドアーマーの秘密を明らかにしました。


青と赤のスーツと鷲のマークが刻印された額当てが印象的なワンダーウーマン。本作では、これまでに見たことのない鷲のような翼を持ち、金色の輝きを放つド派手なアーマーが登場します。このまだ 見ぬパワーを秘めた鎧に関して、前作に続き、本作の監督を務めたパティ・ジェンキンスは、「あのアーマーには秘密があるんです」と語ります。


このゴールドアーマーを手がけたのは、第 72 回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した経歴を持つリンディ・ヘミング。リンディは「アーマーの翼には多くの機能があって、パラグライダーのように機能するんです。さらに、防御するための武器として、(全人類滅亡を目論むマックスによって生み出された正体不明の敵)チーターの爪による攻撃をかわすこともできます。ワンダーウーマンの戦闘スタイルは攻撃的になるのではなく、チーターに対して防護的であるのです。そうすることによって誰も殺したり傷つけたり攻撃したりすることはなく、ボクサーのように相手のエネルギーを消耗させるのです」と、ゴールドアーマーの知られざる秘密を明かします。


人を思いやり、人類の平穏を守るために戦ってきたワンダーウーマンのポリシーを具現化するかのように、“守る”ことに特化されたアーマーの様。また、パティ監督は「ゴールドアーマーは、映画の重要な出来事の一部です。ワンダーウーマンはDCコミックス『Kingdom Come』以来、あのゴールドアーマーを着ています。それは壮大で美しく英雄的。本作での楽しいポイントの1つは、ワンダーウーマンが直面する新たな壁には、これまでとは異なるスーツが必要になるということでした」と続けます。ワンダーウーマンの圧倒的パワーを象徴するかのように金色に輝く翼を持ったゴールドアーマー。それはまさに、アメコミ史に残る善良の心を持ったワンダーウーマンにふさわしい、優しさに包まれたアーマーといえるのです。


リンディは新しいアーマーを制作するにあたり、「私たちのチャレンジは、男の鎧のようではない翼の生えた黄金の鎧をデザインすることでした。 ワンダーウーマンはスタイル抜群ですが、身につけた時に彼女の腰にタイトでも、それを着て戦わなければなりません。アーマーをとても光沢があり光り輝く美しいものにするということにこだわりました」と、物語上の機能性だけでなく、その見た目にもワンダーウーマンに相応しくするためのこだわりがつまっているそ。


完成したアーマーを着用して撮影に挑んだガル・ガドットは「ワンダーウーマンが新たなアーマーで行くことを決めた時、私はとても興奮しました。撮影時の苦労はとても価値のあるものとなりました」と語り、見た目だけではないゴールドアーマーの底知れぬ秘めた力を感じていたことを明かしています。ワンダーウーマンは金色に輝くアーマーでどのように舞い、最強のヴィランたちに立ち向かうのか?彼女の新たなアーマーの秘密が明かされた今、ワンダーウーマンとヴィランたちの壮絶な体感型バトルに期待が高まる!



(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C) DC Comics


―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『ワンダーウーマン 1984』の“ゴールドアーマー”には彼女の良心が反映されている「チーターに対して攻撃的では無く防護的」