Android・iOS対応位置情報RPGゲーム『ドラゴンクエストウォーク』で、ゲーム内の「ランドマーク」を訪れると特別なクエストが受注でき、クリアすると「おみやげ」がゲットできますが、それを実際に作るという『リアルおみやげプロジェクト』の第一弾として、神奈川県小田原市に本社を構える鈴廣かまぼこと共同開発した『スライムかまぼこ』が2020年7月23日から11月10日まで期間限定で発売されています。


筆者は、早速このスライム?かぼぼこ?をゲット。実際に食べてみることにしました。



慶応元年(1865年)創業という歴史を持つ鈴廣。当時から小田原宿や箱根温泉を訪れた客にかまぼこが賞味されていたと伝わっています。


この『スライムかまぼこ』のパッケージには、『ドラクエウォーク』内の「ランドマーク」である小田原城の上にキングスライムが乗っているほか、大漁を祝うように波に乗ったスライムたちや、富士山を鑑賞する一匹が描かれるという遊び心のあるものになっています。



中身としては、水色のスライムとオレンジ色のスライムベスの2匹?2本?が入っています。



長さは約8.5cmで、幅は約4.5cm。ちゃんとかまぼこ板の上に乗っています。鈴廣のサイトによると、かまぼこ板は余分な水分を吸い取り、カビや細菌が繁殖しにくい状況を作り出し、保存性を高める役割があるとのこと。そのため、食べる分だけ切り、残りは板の上のまま保存することを推奨しています。



というわけで、包丁を入れるわけですが、こころなしか「ぼく、わるいスライムじゃないよ」という声が聞こえた気が……。



スライムを切ると、またスライムの顔が! まぁ、当たり前なのですけれど、切るたびに表情が微妙に違うように感じられて、なんだか楽しいです……!



せっかくなので、清酒のつまみとして頂くことにします。ここは仲良く、スライムとスライムベスを2匹?2枚ずつ添えてみました。



箸で挟んで口に入れる際に、ふたたび「ぼく、わるいスライムじゃないよ」と聞こえたように感じましたが、きっと気のせいです。



かまぼことしては、想像以上に弾力があり、すり身が締まっていて食べごたえがあります。塩分は控えめで、ほんのりと昆布だしの味が香る、上質な食感はお酒のつまみにするのに向いています。ここは醤油などをつけずに、そのまま食べるのが良さそうです。なお、スライムとスライムベスでは、ほぼ同じ味でした。


サイトではお弁当や野菜を挟む盛り付けなども紹介されていた『スライムかまぼこ』。価格は880円(税別)で、鈴廣かまぼこ小田原駅前店と鈴廣かまぼこの里・鈴なり市場、公式通販サイトで発売されています。『ドラクエウォーク』のプレイヤーならば小田原駅前店が小田原城とのアクセスが近いのでおすすめですが、箱根登山鉄道風祭駅前の鈴廣かまぼこの里には、練り物の手作り体験ができる博物館や、古民家を移築した食事処『千世倭樓』などがあるので、家族やカップルで訪れると楽しいのではないでしょうか。


リアルおみやげプロジェクト 第一弾 神奈川編 「鈴廣かまぼこ」(ドラゴンクエストウォーク)

https://www.dragonquest.jp/walk/omiyage/1/ [リンク]


小田原 鈴廣かまぼこホームページ

https://www.kamaboko.com/ [リンク]


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「ぼくわるいスライムじゃないよ」と言われてもいただきます! 『ドラゴンクエストウォーク』コラボの鈴廣『スライムかまぼこ』を食べてみた