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「幸せになる香り」を放つ新種の植物をめぐるボタニカル・スリラー『リトル・ジョー』が7/17より日本公開。主人公の息子の衝撃的な“感染カミングアウト”シーンを切り取った本編映像が解禁となった。
「幸せになる香り」を放つ植物“リトル・ジョー”の開発に成功したアリスは、ワーカホリックな研究者である一方で、女手ひとつで息子ジョーを育てるシングルマザーでもあった。アリスはリトル・ジョーを一鉢持ち帰り、ジョーにプレゼントする。しかし、花の香りを嗅いだジョーがよそよそしい態度をとるようになり、また、リトル・ジョーの花粉を吸い込んだアリスの助手クリスも、いつもと違う様子を見せ始める。身近な人々から感じられるその違和感は、果たしてこの植物がもたらしたものなのか?
今回解禁となった映像は、息子ジョーがアリスに衝撃的なカミングアウトをするシーンだ。
アリスは研究所で、“繁殖のための遺伝子”を操作されて開発されたリトル・ジョーが、予想外の進化を遂げて人間に作用しているという危険性を指摘されていた。アリスがリトル・ジョーへの不信感を抱くさなか、ジョーがガールフレンドのセルマと共に「僕たち、花粉に感染したんだ」と話し始める……。
「不思議だけど、僕はあれ以来、ハッピーだ」 驚くアリスを気に留めず、リトル・ジョーの花粉に感染する“幸せ”について語りだすジョー。「花粉を吸い込んだ者はみんな一体になれる」「リトル・ジョーを助ける、それが使命だ」――となりで聞いていたセルマもこれに同意する。あまりにも奇妙な告白を受け入れられない様子のアリスに、ジョーとセルマは“花粉を吸って仲間になる”ように勧める。「(感染しても)何も変わらない。死と同じ。死んだ本人は死んでいることに気付かない」
得も言われぬ不気味な発言に絶句するアリスだが、ジョーとセルマは突然笑い出し、「冗談だよ!」と言い放つ。アリスが抱いていたリトル・ジョーへの疑念と結びつく、あまりにも真に迫った告白。果たしてそれは本当に冗談なのだろうか?
『リトル・ジョー』
7月17日(金) アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
監督:ジェシカ・ハウスナー『ルルドの泉で』
出演:エミリー・ビーチャム、ベン・ウィショー、ケリー・フォックス、キット・コナー 他
配給:ツイン
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