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学校独自の「ブラック校則」について、日本共産党都議団が2020年3月に都立高校を対象に全校調査を発表。頭髪等に関するものについては、規定があった全日制高校が83.1%に上り、「学校がふさわしくないと判断した頭髪はNG」「黒髪の定義はカラースケールNo.3〜No.5までとする」「生まれつき髪の色が明るい生徒は『地毛届』を提出させる」といったものがあったとして、「子どもの参加のもと常に積極的に見直すことが必要」としています。
そんな中、日本共産党の池川友一都議(@u1_ikegawa)が都議会予算委員会で「なぜツーブロックはだめなんでしょうか」と質問した様子をTwitterで公開。動画の再生数が424万回を超えています。
都立高校の校則。
なんでツーブロックはダメなのか。
本当に驚愕の答弁。pic.twitter.com/Wj2JhIchEu
—池川友一 都議会議員 (@u1_ikegawa) July 13, 2020
この質問に対して、藤田裕司教育長は「外見等が原因で事件や事故に遭うケースなどがございますため、生徒を守る趣旨から定めているもの」と理由を答弁。それに対して池川都議が「率直にいって意味不明ですよ。驚きの答弁だと思います。ツーブロックだと事件や事故に遭うという、トラブルに遭いやすいという、そんなデータが一体あるんですか」と畳み掛けています。
このツイートは44000以上RTされ、政治家も次々に反応。都民ファーストの会所属の尾島紘平都議(@ojimakohei)は次のようにツイート。
今年の予算特別委員会、共産党の池川友一都議@u1_ikegawaの質問。思想信条は違うけど、これは私もリアルタイムで聞いていて、教育長の答弁に「?」となったのを覚えている。時代にそぐわない校則は変えてしまった方が良いと思います。かく言う私もツーブロック。事件・事故に遭ったことはありません。 https://t.co/67sexMmK5apic.twitter.com/Gx54KErpNr
—おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) July 14, 2020
今年の予算特別委員会、共産党の池川友一都議の質問。思想信条は違うけど、これは私もリアルタイムで聞いていて、教育長の答弁に「?」となったのを覚えている。時代にそぐわない校則は変えてしまった方が良いと思います。かく言う私もツーブロック。事件・事故に遭ったことはありません。
細野豪志衆議院議員(@hosono_54)も過去を振り返りつつ、「意味不明のものは止めるべき」と自論を展開しています。
ツーブロック禁止がトレンド入り。思い起こすと、中学で靴下は白でワンポイントもダメと言われ、高校では体育館シューズが指定された。足が30センチでそれらを用意できず苦労した。高校最初の体育授業で危うくぶっ叩かれそうに。今はそこまで理不尽な校則はないだろうが、意味不明のものは止めるべき。
—細野豪志 Goshi Hosono (@hosono_54) July 14, 2020
ツーブロック禁止がトレンド入り。思い起こすと、中学で靴下は白でワンポイントもダメと言われ、高校では体育館シューズが指定された。足が30センチでそれらを用意できず苦労した。高校最初の体育授業で危うくぶっ叩かれそうに。今はそこまで理不尽な校則はないだろうが、意味不明のものは止めるべき。
ブログで「ツーブロックは、社会では広く受け入れられている髪型です。中学生や高校生の中で一般的であり、若い世代、働いている方々の中でもでも清潔感のある髪型として受け入れられている」としている池川都議。ネットでは「教えるべきルールはもっと別のところにあるのでは?」「理不尽に耐える訓練なのでは」といった声が上がっており、一気に社会的課題として脚光を浴びることになっています。今後、都教育委員会がどのような対応をするのか、注視する必要がありそうです。
都議会予算特別委員会で質問②──ツーブロックはなんでダメなのか?に衝撃答弁(池川友一都議ブログ)
https://blog.goo.ne.jp/u1_ikegawa/e/c1b6f40bf588999b9a008897adb701db [リンク]
※画像はTwitterより
https://twitter.com/u1_ikegawa/status/1282627991168618496 [リンク]