マンガサイト『裏サンデー』(小学館)で、『暑がりヒナタさんと 寒がりヨザキくん』が連載中のますだ悠さん(@masuda_yuu7)が、Twitterで『潔癖症の俺にナメた後輩が舐めてくる』を発表。極度の潔癖症だという先輩が、後輩女子に心を乱されるというストーリーに「最高すぎる」「胸がズキズキ」するといった反応が集まっていました。





教室の机をアルコール消毒して回る潔癖症の先輩。「人に触れ合うことなど言語道断だし、下手に干渉されて余計な事態になりたくないためバレてはならない」と考えています。



文芸部で、食べさしを「ほい、あ~ん」と食べさせようとする後輩女子。お腹を鳴らしながらも「き、気持ちはありがたくいただく」と拒否する先輩に、「女子にあ~んされて嫌がるなんて罪っスヨ!」とふてくされた表情をする後輩に、「お前なぁ、先輩をナメすぎだ」と苦言を呈しますが、動揺していたのか本のページで人差し指を切ってしまいます。後輩は「ありゃー大変!こっちに来てください!」と言って……。



パクっと先輩の指をくわえる後輩。「ちょ!?おい!待て!俺はけっぺ…」と止めようとする先輩ですが、後輩の舌遣いや唇、表情に釘付け。指を離して「アハッ、なんかすいません」という後輩。



「まぁとりあえず、応急処置ということで」と笑う後輩。「ってあれ、さっき何か言おうとしてました?」と聞きますが、「なんでもねーよ!」と背を向ける後輩は「今一瞬、俺の心が汚れた気がした」と感じているのでした。


自身「潔癖症がひどい」というますださん。「普段、人と一緒に過ごしていく中で、自分の中の物理的なパーソナルスペースにどこまで他人を受け入れるかを計っていて、この主人公君だったらどこまでこの後輩ちゃんを受け入れちゃうのかな…どこまでなら潔癖より性の意識が勝っちゃうかな…という関係性が面白いと思い、描きました」とのこと。


先輩については「中学3年生の普段からきっちりした性格の生真面目さん。自分にも他人にも厳しく接する姿勢でガードが堅い感じ」、後輩女子は「運動系で活発。おおらかな性格でパーソナルスペースが広すぎて全員を家族同然のように接する優しくしっかりした子ですが、先輩の前だけでは自堕落なところを見せていて、無意識に先輩に一番気を許しているがための態度ですが、逆に先輩を怒らせてしまっている」という性格と説明し、「二人とも共通して文学が好きで、実は後輩ちゃんのほうがよく本を読むし、詳しいというギャップもあります」と裏の事情まで披露してくれました。


このストーリーを思いついたのが去年だったというますださんは、「下品だからあまりいい想いをしない人も多いと思い、一旦描くのを躊躇いました」といい、「企画として出来上がってるし、構図も我ながらよくできてると思って、改めて描いた」というこのマンガ。「表情が好き」という声や「生涯にわたる大きな染みになりますね」といった反応が寄せられており、後輩女子の何気ない仕草や態度にグッときた読者もいた様子でした。


『暑がりヒナタさんと寒がりヨザキくん』(裏サンデー)

https://urasunday.com/title/1298/ [リンク]


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 指を切ってしまった先輩に後輩女子が取った行動は……!? マンガ『潔癖症の俺にナメた後輩が舐めてくる』の傷が一生モノかも?