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東京都によると、2020年7月10日に新たに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染が確認されたのは243人で、前日9日の224人を上回り、過去最多となりました。小池百合子都知事は会見で「基本に立ち返ってマスク、三密を避けることの徹底を」と呼びかけています。
一方で、Twitterでは医療関係者からは感染者数の報道について、重傷者などの情報を重視すべきだという意見も上がっています。
感染者数の報道は、もはや「風邪の人の数」を報道しているのと同じでは。
重症者は6名まで減少。
そっちメインで情報提供していくべきだと思う。
感染者再爆発のアメリカも、なぜか死亡者はどんどん減少してきている。https://t.co/IpaSgyW9Ph—MM@開業医による医院開業話・医師のキャリア (@medpractitioner) July 9, 2020
感染者数の報道は、もはや「風邪の人の数」を報道しているのと同じでは。
重症者は6名まで減少。
そっちメインで情報提供していくべきだと思う。
感染者再爆発のアメリカも、なぜか死亡者はどんどん減少してきている。
東京都の『新型コロナウイルス感染症対策サイト』では、モニタリング項目として「新規陽性者数」「#7119における発熱等相談件数」「新規陽性者における接触歴等不明者数」「検査の陽性率・検査人数」「救急医療の東京ルールの適用件数」「入院患者数」「重症患者数」が毎日更新されています。
これを見ると、はじめて陽性者が200人を超えた4月17日(206人)と比較すると、検査人数(7日間移動平均)の271.4人だったものが、7月8日には2332.9人。陽性率は4月中旬は30%前後だったものが、最新の数値では5.8%となっています。また、7月9日時点で入院患者数は441人、重症患者数は6人となっています。このような数字も陽性者数と同時に確認して冷静に判断する必要があります。
もっとも、検査人数と同様に、7月に入ってからの陽性率や入院患者数は増加傾向にあります。クルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』の感染者対策について批判をしていた感染症専門医の岩田健太郎神戸大学教授(@georgebest1969)は「東京は完全に第二波突入」とツイートしています。
東京は完全に第二波突入です。できれば第二波の発生は回避したかったのだが、、、 https://t.co/PEy8vHzLLn
—岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
東京は完全に第二波突入です。できれば第二波の発生は回避したかったのだが、、、
20~30代の患者や無症状者が増えている現状から、市中感染が広がっている可能性の指摘もあり、引き続き個人でできる対策は取る必要がありそうです。
東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/ [リンク]