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昨年東洋水産から「マルちゃん 冷しぶっかけたぬきそば」という冷やしカップ麺が発売され話題となりましたが、今年の夏も再発売が決定! さらに今年は「マルちゃん 冷しぶっかけうどん」が発売され、日清のどん兵衛も「汁なし冷やしぶっかけうどん」を発売するなど、昨年以上に冷やしカップ麺が注目を集めることになりそうです。
暑い夏にはやっぱりアツアツの麺類よりもキーンと冷えた麺を食べたいものですよね。しかし、これらの冷やしカップ麺をきちんと冷えた状態で作るのは意外と手間がかかってしまいます。
例えばこのマルちゃん冷しぶっかけたぬきそばの場合は熱湯を注いで4分待ち、カップ焼きそばの要領で湯切りし、再度冷水を注いで湯切り口から水を捨てるという作業を3回繰り返すことで麺を冷やします。
合計4回も湯切りをしなければならないうえに、水道水を使うと常温なのでたいして冷たくなりません。かといってキンキンに冷やした冷水で3回湯切りをするとなると、1リットル以上の冷水を用意しなければならないのでこれも地味に面倒くさい。
コンビニで買ってそのまま食べる場合は特に難易度が高くなってしまいます。
どうにか冷やしカップ麺を簡単に、なおかつキンキンに冷えた状態で作る方法はないものでしょうか。そこで今回は実験をしてみることに。
実はカップ麺は時間をかければ水でも戻すことができるのです。以前にTwitterで警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)が紹介し、災害時にも役立つと話題になったことがありました。
災害時を想定して一度やってみようと思っていた『水でカップ麺作り』に挑戦!麺に味がついたカップ麺を用意し、水を注いで15分。麺は少しかためでしたが、スープもちゃんとしみ出して味もイイ感じ(驚)!試食した息子たちから「冷やしラーメンみたいでありだよ、あり!」と感想が出ました! pic.twitter.com/vOiEXtWspS—警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 22, 2017
災害時を想定して一度やってみようと思っていた『水でカップ麺作り』に挑戦!麺に味がついたカップ麺を用意し、水を注いで15分。麺は少しかためでしたが、スープもちゃんとしみ出して味もイイ感じ(驚)!試食した息子たちから「冷やしラーメンみたいでありだよ、あり!」と感想が出ました!
カップ麺を水で戻すことができるのなら、氷水だって問題なくできるはず。熱湯を注がずに最初から氷水を注ぎ、冷蔵庫に入れながら麺が戻るのを待ち、それから水を切って食べれば最高に冷たい状態のぶっかけたぬきそばを食べることができるのではないでしょうか。
冷蔵庫で冷やしている間もこまめにチェックしていたのですが、さすがに水が冷たいと麺の戻りは悪くなるものの、約1時間後にはいい感じに麺がほぐれてきました。
まだカップの中には氷がそのまま残っている状態なので麺の冷たさは間違いなし。湯切りしてつゆとかやくを混ぜ、早速食べてみることにしました。
ヒャァアァァァンッ!! 冷ってえぇぇーーっ!! 夏の暑さなんて一瞬でかき消されそうなほどの冷たさ。清涼感半端ないッス!
かといって麺が硬いかといえばそんなことはまったくなく、芯も全然残っていないですし、問題なく食べられます。マニュアル通りに作った場合と比べると麺が若干粉っぽい気がしましたが、逆にそばの風味はいつも以上に感じられた気がしますし、そこは一長一短ですね。
出来上がるまでに約1時間かかってしまうというのは急いでいる場合にはデメリットにしかなりませんが、例えば家に帰ってきて風呂に入る前に作って冷蔵庫に入れておけば風呂上がりに最高に冷たくてウマいぶっかけそばを食べられますし、タイミングによっては最高のライフハックになるかもしれません。
これから先、夏が近づくにつれてますます冷たい麺を食べたくなってくることでしょう。機会があればぜひお試しください。
(執筆者: ノジーマ)