2020年6月17日刊行の『グランドジャンプ 2020 No.14』(集英社)に特別読切『お局さんとグイグイ部下ちゃん』が掲載されている寅尾あかまるさん(@akafujipiyokoo1)が、Twitterで『疲れて野鳥観察で癒されるOLの所に可愛い鳥さんが来る』を発表。仕事に疲れたお姉さんのところにハービーがやってくるというストーリーになっています。





仕事と家の往復の毎日で、休日は疲れて遊びに行く気力もないというお姉さん。唯一の楽しみは庭に来る野鳥の観察。お皿の上に餌を置いて、やってきたスズメを穏やかな表情で眺めているところに、大きな鳥が来た気配が。



「おなかすいたー」というヒトガタの“それ”。羽根が生えていて思わず悲鳴を上げるお姉さんに、「ハーピーのぴょこと申します」とご挨拶。「やりたい事があって山を降りてきたんですけれどカラスに襲われるし食べ物もなくて…」と窮状を訴えて、「鳥好きのお姉さん、少しの間ここに置いてくれませんか」と言いますが、「できないわ」というお姉さん。その理由は……?



「野鳥を家で飼育したら犯罪なのよ」と真顔で答えるお姉さん。鳥獣保護管理法だと「違法に捕まえた野生鳥獣を飼育すると、懲役6ヶ月以下または50万円以下の罰金(違法な飼育は1年以下の懲役または100万円以下の罰金)」となっており、「正直あなたの羽毛でモフられたらどんなに幸せか!あーモフモフしたい」とついつい本音が出るお姉さんですが……。



「ワタシみたいなハーピーもその法律あてはまります?」と羽根を広げてみせるぴょこちゃん。かなりのおしゃれさんなその姿を見て「……!たしかに!」と納得してしまうお姉さん。一緒に住むことになり、お姉さんがあまりに羽根をもふもふして匂いを嗅ぐので、卵が産まれそうになってしまうぴょこちゃんでした。


「私もモフモフしたい」という声だけでなく、「卵を産む」というところに反応する人が続出していたこのマンガ。実際に鳥の雌は背中に刺激されると発情して無精卵を生むのだとか。続編を望む声も多数あり、あかまるさんは「準備ができたらまた描きたいです」としているので期待大です。それにしても、山々にたくさん女面鳥身のハーピーがいるとしたら……それは桃源郷というヤツなのではないでしょうか?


※画像はTwitterより

https://twitter.com/akafujipiyokoo1/status/1272336803194826758 [リンク]


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「私もモフモフしたい」の声多数! 野鳥観察趣味のお姉さんのもとにハーピーちゃんが来るマンガが超キュート