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人気イラストレーター山下しゅんや氏によるデザインでホラーキャラクターを美少女化し、大変フェティッシュに立体化するコトブキヤのフィギュアシリーズ「HORROR美少女」。
先日ご紹介した「HORROR美少女 ペニーワイズ」も大きな反響がありましたが、新たに『悪魔のいけにえ』の“レザーフェイス”ことババ・ソーヤーがラインナップ! 発売は2020年11月予定。
美少女としてキャラクターをリデザインしつつも、本編で使われたチェーンソーや、ババが履いていたパンツの色を特定して再現するなど、ディテールへのこだわりはかなりのもの。話がまったく通じなさそうな、いくら命乞いしても特に気にせず斬りつけてきそうな危うい美少女に仕上がっておりますよ。お写真をゆっくり見ていきましょう!
まずは全身をご覧ください。
どうですか? だいぶむっちりしてませんか? フレディやジェイソン、マイケル・マイヤーズと比べても、どっしり大柄でお腹ポヨン気味なレザーフェイス(そこがいいんだけど)。彼を美少女化するならば、やはり太ましくあってほしい。今回、シリーズでもナンバーワンのボリュームに仕上げているそうです。コトブキヤさん、あんた分かってるね……。
とろんとした目、半開きのお口。ババのホケーっとした表情が、ババ子(勝手に呼んでいます)になっても活かされています。癖毛気味のボサボサヘアは、ラフなボブヘアにアレンジ。本編で女装マスクも着用していたババ、美少女化はもしや本望か?
レザーフェイスと言えば、あの人皮マスクでありまして。マスクありの頭部パーツ、きちんと用意されております。マスクの口元にのぞく針金、ぽさっとしたマスク上の眉毛、縫い目も忠実に再現。
太ももに目がいってしまいますがチェーンソーもよくご覧ください。
重要なアイテムのチェーンソー。フィギュア化にあたって、本編に出てくるチェーンソーを特定して再現しているとのこと。POULAN245Aという品番だそうで、本体には「POULAN」の文字があるところを、劇中と同じく黒く塗りつぶしたスタイルに。がっつりと付着し、滴り落ちる血がド迫力。
早々にお気付きかと思いますが、ババ子、おズボン履いておりません。魅力的なボディを見せつけてやろうなんて気は彼女にはさらさらないでしょう。ホケーっとしている彼女のことですから、単純に履き忘れているのです。ドレイトンに「ズボンくらい履けよオメーは」と呆れられている日常が容易に想像できます。
ダボダボなシャツは人から奪取したものをイメージしているとのこと。服屋とか行かなさそうですもんね、ソーヤー家。太めでバストもかなり大きい彼女なので、サイズに余裕のあるメンズのシャツを適当に着ているものと思われます。
パンツが見えそうで見えない感じの大変セクシーな写真を畳み掛けてきましたが、シャツとエプロンの間にちょっとパンツが見えてますね。女性用ショーツっぽくない厚ぼったい生地感なので、これも男性から奪取したものかもしれません。ブリーフかな。
パンツが白いのは、劇中で見られるババのパンツの色が白だったからだそうです。「パンツなんて見えてたかな?」と思いましたが、本編確認してみましたら、ありました……。クライマックスでサリーを追いかけていたババがトラック運転手に反撃され、すっ転んで自分のチェーンソーで脚を負傷、起き上がろうとした瞬間に見えるズボンのお尻に破れ目があり、そこからわずかにのぞいているパンツがたしかに白でした。
衣装だったのか、演じているガンナー・ハンセンさんの素のパンツだったのか分かりませんが、ひとつ分かることは「コトブキヤ(メーカー)の特定班おそろしい」ということです。
台座は、決して清潔ではないソーヤー家の床をイメージ。骨や歯のようなものが散乱し、血液が付着しています。フローリングは、“ほこりで目詰まりしている感じ”を出したそうです。こだわりが狂おしいな……。
劇中でも、無数の骨が飾られた赤い壁の前で立ちはだかる姿が強烈だったババ。ご覧ください、ババ子も赤い背景がよく似合います。照明の具合でグッと印象が変わる表情も素晴らしい。髪で顔に影が落ち、とろんとした表情が一気に恐ろしい印象に。こうなったらもう最後、次の瞬間には、あなたは床で痙攣していることでしょう。
「HORROR美少女 レザーフェイス」は2020年11月発売予定。コトブキヤオンラインショップほか取扱店にて予約受付中です!
HORROR美少女 レザーフェイス
サイズ:全高約220mm
価格:12,800円(税抜)
発売月:2020年11月コトブキヤオンラインショップ:https://shop.kotobukiya.co.jp/shop/g/g4934054015702/[リンク]
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