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在宅勤務やテレワークが推奨されて、イヤホンやヘッドホンを使う機会が増えたという人は多いのではないでしょうか。
総合病院勤務の耳鼻咽喉科専門医のひまみみ先生(@ent_univ_)が、「イヤホンはノイズキャンセルにして小さめの音量で聴いていただきたいです」といい、騒音性難聴になる危険性について警鐘を鳴らしています。
大事なので、耳鼻科医としてまた言いますが、
イヤホンはノイズキャンセルにして小さめの音量で聴いていただきたいです。特に周りがうるさい時は音を大きくしてしまいますから。騒音性難聴のリスクになります。
僕個人はうるさい所ではノイズキャンセルのヘッドホンにしてますね。
安全に気をつけて。 pic.twitter.com/bYkIAefkt5—ひまみみ👂耳鼻科 (@ent_univ_) May 31, 2020
大事なので、耳鼻科医としてまた言いますが、
イヤホンはノイズキャンセルにして小さめの音量で聴いていただきたいです。特に周りがうるさい時は音を大きくしてしまいますから。騒音性難聴のリスクになります。
僕個人はうるさい所ではノイズキャンセルのヘッドホンにしてますね。
安全に気をつけて。
難聴には外耳や中耳に何らかの障害があって起こる伝音難聴と、内耳・蝸牛神経・脳の障害によって起こる感音難聴がありますが、ひまみみ先生によると、騒音性難聴は前者にあたり、「難聴そのもので自覚される方もいますが、耳鳴りなどの症状のこともあります」とのこと。
その上で、「年齢と騒音性難聴の関係については自分の知る範囲では関連を知りません。ただし、一般に若者の方が大きい音量に暴露することが多いことから、若者により注意を促す傾向にはあります」と、イヤホンやヘッドホンを大きな音で聴くことの危険性を指摘。「ノイズキャンセリングがないイヤホンの場合は、周りがうるさいと大きい音量にしてしまいがちですから、より騒音性難聴のリスクが高くなります」と注意を促しています。
「騒音性難聴自体が病気」というひまみみ先生。一般的に難聴は認知症発症のリスクやうつ状態に陥る可能性が指摘されています。ひまみみ先生は「大事なのは“音の大きさ×時間”です。音を抑えて、時間を短くして、耳を守りましょう」と強調。特にデスクワーク中などの際は、眼と同様に耳を労ることに気を配る必要があります。長い時間イヤホンやヘッドホンを使うという人は、ノイズキャンセル機能のあるものを選ぶことで予防した方がよさそうです。
ひまみみ先生のTwitter
https://twitter.com/ent_univ_ [リンク]
※参考 難聴について(日本耳鼻咽頭科学会)
http://www.jibika.or.jp/owned/hwel/hearingloss/ [リンク]
※画像は『AC』より