4月7日放送のTBSラジオ「伊集院光とらじおと」に、漫画『100日後に死ぬワニ』の作者でイラストレーターのきくちゆうきさんがゲスト出演。完結後に書籍化、映画化、コラボカフェなど次々と追悼企画がアナウンスされ、一部ネット上で「電通案件」だったのではないかと言われている件について、パーソナリティの伊集院光さんからの質問に答えた。





「聞かれたこと何でも話そうと思っている」というきくちさんに対し、コーナー冒頭から「(きくちさんは)電通と組んで自分を騙した人、みたいに思っている人もいる。伊集院は早めにラジオでこの漫画の話をしていたから、アイツも電通の一味だって話になって……」と、100日を迎えた後の世間の反応に関する話題に。


きくちさんは、「Twitterで連載を始めて3日目くらいから、本にしたいとか、グッズを作りたいとか、いろんなところから話が来ました。嬉しかったので、漫画を描きながら打ち合わせも全部ひとりで対応していました。去年の年末くらいにマネジメントしたいという話があって、ひとりで対応しきれなくなっていたので、お任せしてからは漫画に集中できるようになりました」と、『100日後に死ぬワニ』は自身で立ち上げた企画だったことを説明。





「(昨年)12月4日に僕が箱根ヶ崎の駅に行ったツイートを見て、それが電通研究所に打ち合わせに行ったんだろ、とめちゃくちゃ拡散されちゃって、違うのになと思って。あれはジョイフル本田に打ち合わせに行って、ライブペイントしてくださいという話だったんです。(電通は)いきものがかりのミュージックビデオ制作に関わっていたらしくて、僕もそれは連載終わった後に(知りました)」と、ネット上の噂を明確に否定した。


伊集院さんは、「人間の想像力がカッチリ合ったときに、これは電通だって思っちゃった人って、何を言っても(届かない)。伊集院は電通の回し者だから今日だってラジオに(きくちさんを)呼んでるし、今の話も壮大な言い訳だと思われちゃう」と、きくちさんの心情に理解を示した。


また連載中は、ワニに死んでほしくないあまり読者から「お前が死ね」といった悪質なDMも頻繁に届いていたことも明かした。


ゲストコーナーではきくちさんがイラストレーターを志したきっかけや、『100日後に死ぬワニ』が誕生した背景なども語られている。radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことが可能。


伊集院光とらじおと(2)| TBSラジオ | 2020/04/07/火 10:00-11:00

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『100日後に死ぬワニ』きくちゆうきさん、ラジオで“電通黒幕説”を明確に否定