映画史に渾然と輝く“サイテー映画”の2大金字塔、『死霊の盆踊り』『プラン9・フロム・アウタースペース』を上映する特別企画<サイテー映画の大逆襲2020!>が12月よりスタート。現在、東京・大阪・名古屋・京都・神戸・仙台での上映が決定している。


このたび、上映第一弾となる『死霊の盆踊り』HDリマスター版の予告編が解禁となった。


映画への揺るぎない愛と情熱を持ちながら、皮肉にも史上最低の映画監督として知られるエド・ウッドが脚本を務めた本作。墓場に迷い込んだカップルが死霊に捕らえられ、夜が明けるまで美女死霊たちの裸踊りを延々見せ続けられるという類まれなるストーリーだ。



映画全編のほとんどがダンスシーンなため、予告編にも美女死霊たちのダンスが豊富に含まれている。しかしお気付きだろうか、彼女たちのほとんどが服を着ていることに……。本作の見せ場である美しい裸踊りは本編を見てのお楽しみなのである!


また、映画の予告編やポスターで映画批評サイト“ロッテン・トマト”の高い批評家満足度(98%とか95%とか)を明示するのは昨今の定番となっているが、本作では批評家満足度0%という驚異的な数字を誇らしげに掲げている。逆にかっこいいぜ!



トークショー開催決定!


本作の公開に際し、東京・新宿シネマカリテでは本作ゆかりのメンバーによる怒涛のトークショーの開催が決定した。


初日の12/28(土)は32年前、本作を日本で初めてメディアで紹介したコラムニストのえのきどいちろう。翌12/29(日)は初公開時に本作の日本語字幕を担当し、今回新たに新訳を手掛けた字幕翻訳の第一人者、松浦美奈。1/4(土) は本作の大ファンである映画ライター、アートディレクターの高橋ヨシキ。1/5(日)は初公開時に本作の宣伝に参加した映画プロデューサーの千葉善紀。1/10(金)は初公開時に本作の宣伝に参加、今回も予告編を編集、演出した予告編ディレクターの前島誠二郎。


それぞれの分野でこの映画をどう見て、どう関わったのか、本作の配給宣伝プロデューサーである江戸木純の司会で連日熱いトークが繰り広げられる。本作をスクリーンで観て、トークを聞いて。本作への理解と愛を深めようじゃあないか!



『死霊の盆踊り』トークショー

会場:新宿シネマカリテ


司会:江戸木純

●12/28(土) えのきどいちろうさん(コラムニスト)

●12/29(日) 松浦美奈さん(字幕翻訳家)

●1/4(土) 高橋ヨシキさん (アートディレクター、映画ライター)

●1/5(日) 千葉善紀さん(映画プロデューサー)

●1/10(金) 前島誠二郎さん(予告編ディレクター)


『死霊の盆踊り HDリマスター版』

2019年12月28日(土)全国順次ロードショー


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ヒドすぎて、狂おしい。 愛すべきサイテー映画『死霊の盆踊り』HDリマスター版 予告編[ホラー通信]