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11月20日、フォルクスワーゲンは新型電気自動車のコンセプトカーとして「ID.SPACE VIZZION」を発表しました。11月22日~12月1日まで開催される、2019ロサンゼルスオートショー(2019 LA Auto Show)を前に、「ID.SPACE VIZZION」の世界初公開となっています。
「ID.SPACE VIZZION」は、同社が電気自動車専用に開発した技術、“モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス(MEB)”がベースとなっています。良くみるとドアハンドルがないんですね。
「ID.SPACE VIZZION」最大の特徴は、空力特性を最適化したデザイン。フロントバンパーから流入した空気が、ヘッドライト間の水平パネルを流れ、ボンネット上部から後ろへと流れていきます。このデザインで0.24という抗力係数(CD)を現実のものとしました。
最大出力82キロワットのバッテリー搭載、最大航続距離は590キロ、時速0-100キロの加速タイムは5.4秒となっています。
運転席は完全にデジタル化されていて、運転情報全てがARヘッドアップディスプレイに表示されます。車両設定、エンターテインメント、オンライン機能などは、全て15.6インチのミニディスプレイで操作可能。
インテリアに使用されている素材は、リンゴジュースの生産から排出される廃棄物を再利用した人工皮革が使われています。
※画像とソース:
https://www.volkswagen-newsroom.com/en/press-releases/world-premiere-id-space-vizzion-concept-car-displays-perfect-aerodynamics-and-ample-space-in-los-angeles-5602
(執筆者: 6PAC)