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10月24日から11月4日にかけて開催中の東京モーターショー2019。有明会場のヤマハブースには、自律走行ビークルの遺伝子を受け継いだ「MW-VISION」と「Land Link Concept」が出展されています。
前回のモーターショーで、オートバイの自律運転ができるヒト型ライディングロボット「MOTOBOT Ver.2」、自立しながら人を乗せて走行できるバイク型ロボット「MOTOROiD」を出展したヤマハ。2015年に「MOTOBOT」をお披露目して以来、自律走行可能なビークルの可能性を追求してきました。
【東京モーターショー2017】自立&自律走行できて人も乗れるヤマハのバイク型ロボット『MTOTOROiD』
https://getnews.jp/archives/1945655[リンク]
【東京モーターショー2017】時速200キロ突破! ヤマハが進化したヒト型自律ライディングロボット『MOTOBOT Ver.2』を出展
https://getnews.jp/archives/1944446[リンク]
【東京モーターショー2015】行くぜ時速200キロ! ヤマハがバイクを自律運転するヒト型ロボット『MOTOBOT Ver.1』を発表
https://getnews.jp/archives/1219129[リンク]
「MW-VISION」は、二輪車のようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両「LMW」の技術を用いる次世代パーソナルモビリティ。繭型のボディを採用。マシンと一体化してリーンするコーナリング時の爽快感に、安心感と快適性をもたらしています。
停車時には、低速でも自立姿勢を維持しながらバックするドライバー補助機能を搭載。MOTOROiDで培った技術が、「めざせ、ころばないバイク」の実現を目指します。
「Land Link Concept」は、周囲をセンシングしながら地上を自律走行する“陸のドローン”。それぞれが操舵・駆動できる4輪のタイヤにより、方向を問わず移動が可能。AI画像認識により走路を自分で判断し、障害物を回避して走行します。
MOTOBOTとMOTOROiDもその後の姿が見てみたかったですが、その遺伝子が引き継がれて新しいビークルが生まれていくのは、壮大なロマンを感じます。ヤマハの自律走行ビークルは、今後どのような形で製品化に至るのでしょうか。