ロック歌手の矢沢永吉さんがホームページ上で、心無いメールに対する怒りの返信を公開した。


矢沢さんは10月12日に43年ぶりの日比谷野外大音楽堂ライブを予定していたものの、台風19号の接近により10日の段階で中止を発表。振替公演が出来ない代わりに、招待予定だった2456人のファンに対し、今回のライブに向けたリハーサル風景などをインターネット配信することを発表していた。


そんな折、矢沢さんのもとにこのインターネット配信を批判し、矢沢さんとファンを「常識ない」「頭悪い人の集まり」であると中傷するメールが寄せられた。


12日、矢沢さんは自身のホームページ上に「矢沢永吉に届いた下記のメールに対し、矢沢永吉からのメッセージです。」というタイトルを公開。件のメールに対し怒りを隠さず「人の揚げ足ばかり取ってて楽しいですか?」、「メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ」と反論した。


メッセージ

「日比谷参戦の方々に無料配信

なぜ台風直撃の時に?

ライフライン使って

モラル無いですねぇ

もっと一般常識があると思ってましたが

トップが常識ないのなら

そりゃあファンもモラル無いですよねぇ

だこらいつまで経っても

変わらないのですよ

世間知らなすぎて

頭悪い人の集まりなんだなぁと

今年の行動でわかりました

言ってる事と

やってる事

支離滅裂」


矢沢永吉さんからの返信

「メールをくれた君へ。

君はまぁ言いたいことを好き勝手に書いてくれたもんですね。

君に、僕たち日比谷ライヴ制作立ち上げ側の(矢沢&裏方&バックミュージシャン…)苦労と努力と意気込み…

何がわかるのですか?

なにも知りもしないで、よくここまでいいたい放題で書けたもんですね!

君こそ本当に自分では何も知らない、何もできないくせに、人の揚げ足ばかり取ってて楽しいですか?

僕たちがどれだけ、この43年ぶりの日比谷を成功させたかったか…

招待に当選されたファンの皆さんに喜んでもらいたかったか君にわかりますか? 

今日の12日の夜からの配信予定でしたが、やはり今夜はやめようということになりました。

理由、あまりに大きな台風、今は配信どころではない… 被害が本当に本当に心配です!!

どの立場の人も、その人その人で頑張ってんだよ!

メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ。」


矢沢さんが無礼や不義理をはたらいた人に冷たいスタンスをとることは昔から知られているが、今回のようにメールに対しわざわざ反論を公開するようなことは異例。70歳をむかえてもなお血気盛んな矢沢さんの行動にTwitter上では大きな反響が集まっている。


「永ちゃん初めてなんじゃない?

こんなに激怒して、わざわざウェブに掲載するなんて…。」


「48歳の子供か❓

この人、ライフライン使ってるよね❓

気のせいかな❓❓❓

災害時のライフライン、解ってないよ。怖っ‼️」


「多分 永ちゃん自身が批判されるだけなら表立ってここまでしなかったと思いますが、ファンも巻き込んで言ったことに対して怒ったと思いますね。

久々にこんなキレた永ちゃんを見ました。」


「矢沢永吉は、筋を通す事にうるさい。日比谷に当選した人へのけじめとして、クルーだってドキドキでビビってかも、頑張ってくれたクルーへのけじめとしてその過程を配信し俺達やり切ったじゃん。と言いたかったんでしょう。ホントのファンはライブの当たり外れも楽しんでるよ。」


「永ちゃんの手前で問題が消えず、ボスである永ちゃんの耳に全て入る!そしてTopがコメントを出す!

国も企業も色んなグループもこうあって欲しいものです

さすが永ちゃん☺️」


なお矢沢さんのホームページのお問合せページには


「矢沢永吉本人へ直接送信されます。

矢沢永吉から直接ご返信をお送りすることはできませんが、タイムラグがございましても、皆さまから頂くメッセージを矢沢永吉は大切に読んでおります!」


と記載されている。今回メールを送った人もまさかこういう形で返信が公開されるとは思ってもみなかっただろう。


※画像は矢沢永吉オフィシャルサイトから引用しました


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 矢沢永吉さんが台風下の動画配信めぐる中傷メールに激怒!ホームページで異例の公開反論