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Googleは9月10日、世界の美術作品や文化遺産を鑑賞できるサービス「Google Arts & Culture」に、日本食を紹介するコンテンツ「Flavors of Japan –奥深き日本の食文化を召し上がれ」を公開しました。
Google Arts & Cultureは、2011年にサービスを開始。2000以上の美術館や博物館が所蔵する600万点以上の作品や文化遺産に、ウェブサイトやiOS/Androidアプリからアクセスが可能。
食事をテーマにしたコンテンツは、スペイン、イタリア、ナイジェリアに続き日本が4か国目。そばやうどんなど身近な日本食がどのようにして生まれたのか、その歴史と背景を学んだり、精進料理に込められたメッセージを知るなど、日本食にまつわるストーリーを紹介する内容となっています。
コンテンツの中には、300軒もの飲み屋が軒を連ね、何世代にもわたって文化や芸術を育んできた場所として新宿のゴールデン街や、現在150巻目という超ご長寿名作グルメ漫画「クッキングパパ」の紹介記事も収録されています。
コンテンツの収録には、農林水産省や京都府、新宿ゴールデン街、ユネスコ食文化創造都市 鶴岡など20のパートナーが協力。
発表会ではグーグル代表取締役のピーター・フィッツジェラルド氏、Google Arts & Culture統括のアミッド・スードし、農林水産省 事務次官の末松広行氏、前農林水産大臣の齋藤健氏、羽黒山斎館 料理長の伊藤新吉氏による鏡開きが行われ、会場はお祝いムードに。
当日の夜にはゴールデン街を会場に、マップ片手に参加店舗をめぐり、食や情報展示など「Flavors of Japan」のコンテンツを実際に体験するイベントも開催されました。イベントはその日で終了しましたが、興味ある方は「Flavors of Japan」の情報をチェックしてゴールデン街をバーホッピングしてみては?
Flavors of Japan –奥深き日本の食文化を召し上がれ
https://artsandculture.google.com/project/japanese-gastronomy