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羽田空港国内線第2旅客ターミナル直結の羽田エクセルホテル東急は、今年開業15周年を迎えるにあたり、航空ファンならフライト予定がなくても宿泊したくなるスペシャルな客室を開設しました。
今年7月に開設された客室「スーベリアコックピットルーム」には、なんとボーイング737-800型を模したフライトシミュレーターが設置されているのです。広さ31㎡のスペースに対して、圧倒的な存在感!
ボタンやスイッチは本物のパイロットが操縦訓練で使用する本格仕様。
モニターには羽田空港の滑走路から離陸し、上空を旋回してまた着陸するコックピット目線のバーチャル映像を投影。ブウゥーンというエンジン音もしっかり感じることができます。
映像は昼バージョンに加え、夜バージョンも搭載。時間を忘れてコックピットからの景色に没頭しちゃいそうです。
1室2名(ツインベッドルーム)のこの客室は、1室料金2万5300円~(消費税・サービス料込・東京都宿泊税別)の「フライトシミュレーター雰囲気体感プラン」として販売。
なお、同プランではフライトシミュレーターに透明なアクリル板が張られ、宿泊客が操縦席に座ったり計器類に触れたりすることはできませんが、別途、元機長を始めとしたインストラクター付きで90分間の操縦体験ができる「フライトシミュレーター体験プラン」が用意されています。こちらのプランは料金3万円(税別)で、WEB予約の申込が必要。宿泊なしで利用することも可能です。
操縦体験は羽田空港~伊丹空港の区間で離着陸体験ができるものですが、利用者の希望に応じて海外の主要な国際空港へ赴いたり、離着陸のみを繰り返すといったこともできるそうです。
羽田エクセルホテル東急によると、2020年3月に羽田空港第2ターミナルが一部国際線化されるにあたり、インバウンドを中心にさらなる利用者増加が見込まれるなか、新たな取り組みを話題化することで、現在20%以下にとどまる外国人利用者比率を引き上げる狙いもあるとのこと。
7月の販売開始から2週間で、フライトシミュレーターの投資回収が達成率22.2%にのぼる反響を呼んでいるそうです。
他にも羽田空港の滑走路に面した客室や、実際に国際線で使用されていたファーストクラスシートを設置した「プレミアフライヤーズ」など、ユニークな客室を揃える羽田エクセルホテル東急。
フライトの前後に立ち寄るだけでなく、旅の目的にしたい航空ファンも少なくないかもしれません。
羽田エクセルホテル東急公式サイト:
https://www.tokyuhotels.co.jp/haneda-e/index.html