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『トイ・ストーリー4』が公開された2019年、日本では奇しくも人形ホラー映画が豊作だ。リブート版『チャイルド・プレイ』、『アナベル 死霊博物館』、シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションの『パペット・マスター』……その中でも、ダークホースとなりそうなのがフィリピン発の『生き人形マリア』。新宿シネマカリテの映画祭『カリコレ2019』で上映となる。
バス事故によって幼い娘を失った親たちのもとに突如届けられた、愛する娘に似せた等身大の人形。“悲しみを癒やす実験”と称して贈られたその人形たちは、激しい情念を宿していた――。
解禁となった予告編では、人間と人形の中間のような奇妙な“生き人形”たちが、まるで本物の子供のように動き出し、人間に牙を剥く様を見ることができる。
本作のウェン・V・デラマス監督は、フィリピン映画の歴代国内興行収入ランキング・ベストテンのうち、1位を含む5本が監督の作品(※15年調べ)という稀代のヒットメーカーだが、2016年に惜しくも49歳の若さで亡くなっている。
『生き人形マリア』は、7月27日(土)から『カリコレ2019』にて限定劇場公開。8月7日(水)~20日(日)は映画配信サイト『青山シアター』でオンライン配信が行われる。
『カリコレ2019』公式サイト:http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2019/
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