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メンズ向けのスキンケア市場が充実している昨今、化粧水や乳液といった基礎化粧品を使用する男性は珍しくありません。さらに言えば、仕事ができるビジネスマンは一歩先のアイテムに注目しているかもしれません。
昨年からサイバーエージェントや東京海上日動といった企業・団体を対象に「肌マネジメント研修by uno」を開催してきた資生堂は、7月17日、エンジニア養成スクール「TECH::EXPERT(テックエキスパート)」の受講生を対象に、転職市場で高いパフォーマンスを発揮するためのセルフプロデュース講座を実施。その中で、メンズ向けBBクリームの活用術が紹介されました。
資生堂で男性化粧品ブランド「uno」グループのアシスタントブランドマネージャーを務める堀一臣氏は、「見た目の第一印象が良いと、ビジネスシーンで仕事のパフォーマンスが向上します。自己管理は肌に出ます。ビジネスで勝つために肌を武器にして欲しい」と説明。
20代~30代のビジネスマンに聞いた「仕事と見た目調査」(リッチメディア調べ)によると、他国と比べて日本人はスキンケア実施率(スキンケア製品の自身での購入と使用率)が低いというデータが。
日本、アメリカ、中国、韓国、タイ、ドイツ、インドネシア、シンガポール、イギリスの9か国を対象にスキンケアの実施率を調べたところ、日本は51.3%で、意外にも9か国中で最下位という結果になったそうです。
日本と比べ、他国では「仕事をする上で肌に気を遣うことは当然」「肌コントロールできる人は、仕事のマネジメントもできそう」「きれいな肌は成功の証」という認識が強く、グローバル社会で日本人が活躍するためには、肌マネジメントに対する意識向上が不可欠だと解説しました。
また、20代~50代のビジネスマンを対象とした別の調査(マイナビ学生の窓口調べ)では、8つの業界(金融業、建築・土木業、商社・卸業、情報・IT業、官公庁・公益法人・団体、小売店業、医療・福祉業、製造業)のうち、情報・IT業のスキンケア実施率が最下位という結果に。
エンジニアを目指す受講生にとっては、「スキンケアによる見た目の印象で周りの人と差をつけるチャンス」(堀氏)ととらえることができるかもしれません。
TECH::EXPERTを運営するdivの人材ビジネスリーダー大塚昂氏も同様に、エンジニアとして正社員転職するためには、普段の講義で学ぶ技術の習得や面接のテクニックに加え、服装の身だしなみや肌のケアといった見た目の第一印象が重要だと力説。
話し手が聞き手に与える影響を数値化したメラビアンの法則を引き合いに、「見た目、身だしなみ、表情などの視覚情報が聞き手に与える影響の55%を占める」と解説しました。
肌あれやくすみのない、相手に好印象を与える肌を目指すには、スキンケアの基礎を押さえるのが大切。ひげそり後は丁寧に洗顔し、肌に必要な潤いを与えることで肌の老化を防ぎます。洗顔後は化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、(外出時には)日焼け止め……というベストな工程が面倒に感じる人は、肌あれ・ニキビ予防に対応したオールインワン「UVパーフェクションジェル」がオススメとのこと。
資生堂unoフェイスカラークリエイター How to 動画(YouTube)
https://youtu.be/mBWMvOD6uTw
さらに、毎日の積み重ねであるスキンケアを瞬間的にサポートするアイテムとして、「第一印象は、買える」と紹介されたのがBBクリームを活用する方法。
unoブランドの「フェイスカラークリエイター」は、白色のクリームを塗布すると自分の肌色に変化してなじむ男性向けBBクリーム。クマやニキビ跡、ひげの青み、肌の赤みなどを速攻カバーしてくれるアイテムです。
BBクリームというと女性用のベースメイクアイテムという印象がありますが、韓国ではBBクリームの男性使用率が35%、中国では26%(Beauty habit調べ)と、男性の身だしなみのひとつとして受け入れら始めているそうです。
参加した受講生のひとりは、「エンジニアはクライアントと向き合う機会も多い職業だと聞きました。スキンケアに取り組む機会がなかったけど、意外と簡単だと分かったので、転職活動の一環として取り入れていきたいです」と話しました。
資生堂unoブランドサイト:
https://www.shiseido.co.jp/uno/
TECH::EXPERT公式サイト:
https://tech-camp.in/expert[リンク]