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ロボティクスを融合したアパレル製品を開発する米Secmic(サイズミック)社は6月10日、二子玉川蔦屋家電“Tech Front”で展示を開始した『Powered Clothing』のメディア向け説明会を開催しました。
『Powered Clothing』は、腰と両ももに装着したデバイスにより人工筋肉を制御し、最大30Wの力で体幹や足の筋肉の動きをサポートするウェア。立ちっぱなしの作業やオフィスワーク、ハイキング、ゴルフなど幅広い用途での利用を想定し、高齢者に限らず服を着る人であれば誰でも潜在的な顧客になるとのこと。デバイスと一体になったバッテリーは最大8時間持続します。
ユーザーの姿勢や動作、体にかかる力はダッシュボードアプリから確認が可能。ウェア単体で自律動作するため、使用時にアプリからの操作は不要。
スマートバンドからウェア動作のON/OFF、ユーザー向けにプログラミングされたサポート動作の選択といった操作をすることもできます。
ユーザーの体に合わせてオーダーメイドで制作、販売価格は1000~5000ドルを想定。米国ではデータ管理、メンテナンス、トレーニングを含むサブスクリプション制での販売も展開しているとのこと。
二子玉川蔦屋家電“Tech Front”は、二子玉川蔦屋家電の1階に6月7日からオープンした展示エリア。これまでの「テクノロジーを通じた生活提案」の先にある「やがて人々の暮らしを豊かにする、革新的なテクノロジー」「まだ世の中で知られていない、日本中の人々に知ってほしいテクノロジー」をテーマに展示を実施、第1弾として8月7日まで『Powered Clothing』を展示しています。