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中国・深センに本社があるShenzhen Arashi Visionの360度カメラ『Insta360 EVO』が2019年4月12日より日本で発売開始となりました。折りたたんだ状態での360度モードのほか、広げることで180度5.7k(5760×2880)3D動画・静止画を撮影可能に。スマートフォンアプリとの連携で、 360度のタイムラプス・ハイパーラプス動画撮影、撮影データの再生・カット編集、色合い調整、SNS投稿ができ、難しい知識がなくともワイドな動画が撮影できるガジェットとして注目を集めています。
この『Insta360 EVO』の発売を受けて、「アクションカメラ」の『Twitter』のトレンドが急上昇。「車載動画に使いたい」「ドライブレコーダーとして使いたい」といった声が上がっていました。が、中には「アクションカメラってカメラのことなのか!」という驚きの声も。
「えっ?当たり前じゃない??」と思った人はおそらく20代より若い人でしょう。ワニマガジン社から1982~2003年まで刊行されていた雑誌『アクションカメラ』は、過激なグラビアで一世を風靡し、本屋で食い入るように読んだという40歳以上の諸氏は多いはず。『国立国会図書館オンライン』の所蔵情報によると、一部欠落した号があり、歴史に埋もれた雑誌といえるかもしません。『Twitter』では休刊になった過去のピンク誌を思い出して「お世話になりました」と回顧する流れも見られました。
もともとシェア1位の『GoPro』登場時には「ウェアブルカメラ」と称されることが多かったアクションカメラ。さらなる普及により、言葉のもつイメージも移り変わる事例といえるのではないでしょうか。とはいえ、諸氏の心の中に雑誌の『アクションカメラ』は生き続ける限り、新製品の発表になるたびに話題になりそう……。
『Insta360 EVO』(公式サイト)
https://www.insta360.com/product/insta360-evo/ [リンク]