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フードファイターの小林尊さんが、先週末にカリフォルニアで開催されたタコス早食い大会において、10分間に157個を食べて優勝。9連覇を達成した。自身が持つ世界記録の159個には及ばなかった。
157× and i got Curves. タコス157個へのごちそうさまポーズ。9連覇!みんなありがとう。 pic.twitter.com/F64FPbqsOp—Takeru Kobayashi 小林尊 (@FReeKobi0704) 2019年4月8日
小林選手は大会に出場するにあたり、昨年よりも2週間早くトレーニングを開始。11リットルもの水を飲んで胃袋を拡張するのと合わせて、腹部を圧迫する余分な脂肪が付かないように運動も行ってきたという。
今回の大会では途中、喉を詰まらせて窒息しかけた選手が医療スタッフにハイムリック法で救命処置を施されるアクシデントがあったものの、最後は昨年の準優勝者にして4人の母親でもあるモリー選手と小林選手の一騎打ちとなり白熱。モリー選手は昨年より10個多い147個を食べたが、小林選手はさらに上をいく157個のタコスを食べきり逃げ切った。
と、ここまで書いてみて、10分で157個のタコスを食べることがどれほどすごいことなのかイマイチ実感できなかったので、実際に食べに行ってみた。
カリフォルニア風のタコスが食べられるのは、今年の2月にオープンしたクロニックタコス・新宿店。“FOOD HALL BLAST!”といういくつかのお店が集まったフードコート的なスペースの一角にあるお店だ。
注文したのは小林選手が食べたのと同じ、トルティーヤにチキン、チーズ、レタスなどをトッピングした基本のオーシータコス(421円/税込)。これにランチタイムセットとしてナチョスとドリンクを付けて計745円(税込)。目の前で苦手な食材などをたずねながら具材をトッピングして作ってくれる。
ラップを巻いたままの方が食べやすいのだが、具材を見るために展開してみた。トルティーヤの直径は13cmぐらい。正直、こんな小さくてペラッペラなのなら3口ぐらいでイケるんじゃないかと思い、ストップウォッチを起動して“さりげなく”早食いに挑戦してみた。ところが、ペラッペラに見えたトルティーヤは意外としっかりした歯応えがあり、さらにチキンとレタス、キャベツなどの具材もこぼれんばかりに載っているので、咀嚼に時間がかかる、かかる。結局2分3秒もかかって、ようやく全部飲み込むことができた。周りの目を気にせず本気で頬張ればさらに半分ぐらいは縮められそうな気がしないでもないが、小林選手はこれを10分に157個ということはつまり、3.8秒に1個のペースで飲み込むわけだ。早さも量も、もはや人間業とは思えない。世界で活躍するプロのフードファイターの凄さを思い知ったゾ!
参考動画:2108 Gringo Bandito Taco Eating contest vs Takeru Kobayashi(YouTube)
https://youtu.be/37XDpTkL-Bw?t=39[リンク]
日本のクロニックタコスは現在、銀座、新宿、大阪の3店舗。シャキシャキ野菜とピリ辛ソースのチキンなどをトルティーヤで巻いたタコスは見た目よりボリュームがあり腹八分目のランチにちょうどいい感じ。野菜たっぷり・低糖質で、カリフォルニアで人気なのも納得だ。
画像とソース引用:『Twitter』『dailynews.com』及びクロニックタコス公式サイトより
https://www.dailynews.com/2019/04/08/how-competitive-eater-takeru-kobayashi-can-take-down-150-plus-tacos-in-10-minutes/[リンク]
https://chronictacos.jp/[リンク]
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