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どうもどうもライターの丸野裕行です。
「今日はなんだか眠れない……」「明日早いのにどうしよう……」なんて、睡眠でお困りではないですか?
寝付くことができないと次の日の仕事影響が出てしまい、不眠ストレスでミスを起こしてしまったりするかもしれません。眠ることができない日々が続くと体調を崩してしまって大変なことになってしまうケースもあります。
そこで、今回は僕自身も悩んでいる不眠の解消法をご紹介します。眠れない夜に試して欲しい9つの方法はこちらです。
寝る30分くらい前にホットミルクを飲むと眠れるという話はよく聞きますよね。
どうしてホットミルクに睡眠を誘う効果があるのかというと、まずカルシウムが働いて交感神経が抑制され、脳自体の興奮状態を落ち着かせることにより、リラックス効果が期待できるからなのです。
次にトリプトファンというアミノ酸がセロトニン(鎮静作用のある脳内物質)に変わって、そのセロトニンがメラトニンという睡眠ホルモンに再び変化して、睡眠をサポートしてくれます。ふたつの効果があるので、ホットミルクが睡眠を促すというのです。
普段活動している人間の脳波はβ波が出ているそうです。眠るときにはリラックスした状態が必要なために、脳波を睡眠用の音楽でα波に切り替える必要があるんです。
部屋に流すというのではなく、イヤホンを耳に当て聴いたほうが有効的なのだそうです。
スマホから出る光は刺激的で脳を興奮状態にしてしまいます。ですから、睡眠を妨げる恐れがあるんです。
まずはスマホを寝室から遠ざけ、目をつむることをオススメします。目覚ましアラームが必要な場合は、そのままセットしておくと止めるために起きることができるので効率的です。
最近ではシャワー派の人が増えていると思うのですが、週末にはゆっくりとバスタブにお湯をためて入浴するのも非常に効果的です。
ゆるめのお湯でじっくり浸かりながら、音楽を聴いたり、本が濡れないように防水スマホでお気に入りの電子書籍を読んだりするとリラックス効果が高いです。
不眠の原因は、脳の興奮状態と体の筋肉の硬直。その場合はストレッチをして、体をほぐしましょう。前屈や腰、背中や太もも、ふくらはぎのストレッチなど、自分の体に負担がかからない程度でゆっくりとストレッチしてみましょう。
オススメなのは“爪もみ”。これは副交感神経を刺激するので、脳が落ち着きます。爪もみとは爪のつけ根あたりを親指と人差し指で10秒程度挟み込むものです。簡単にできるのでやってみましょう。
このとき薬指への爪もみは避けてください。薬指には交感神経を刺激してしまうツボがあるため、他の指とは逆に脳を活発化させてしまいます。
この“4・7・8”呼吸法というのは、アリゾナ大学医学部の教授が考案したという瞑想するための呼吸法のことです。この呼吸法は脳の興奮状態を鎮静化させ、眠気を誘います。
方法はとても簡単。4秒かけて鼻から息を吸う→7秒呼吸を止める→8秒かけて口から息を吐く。これだけです。
普段読まないような哲学書や歴史文献などまったく頭に入ってこないような本を読むようにしましょう。小説などは脳の興奮を活発化させてしまうため逆効果です。目を上下に動かし、文字をつらつらと追っていく動作は、一定のリズムで単純作業に思えてきます。
ですから他にムダなことなど考えません。そのうちに脳がリラックスしてくるんです。とにかくあまり興味のない退屈な本の方が、眠気を誘うことができますよ。この場合、Kindleなどのスマホの電子書籍は絶対にやめてください。電子書籍は目に刺激を与え、文章を読んでも眠気を誘うことは困難です。
本を読みながら就寝するときは、ぼんやりと文字が浮かんでくるくらいの明るさで読みましょう。※昔から言われている暗いところで文字を読むと目が悪くなるというのは迷信ですから安心してください
「どうしても寝なくちゃいけない!」と考えれば考えるほど、寝つきが悪くなるものです。そんなときには、眠くなるまでリビングで軽くお酒でも飲んでリラックスしましょう。
ぼんやりとした間接照明の空間にヒーリング音楽でも流して、のんびりとお酒を飲めば、気分も落ち着いて、自然と眠気がやってきます。瞼が重くなってきたタイミングを見計らって、ベッドや布団の中に潜り込みましょう。
有名人でも、明石家さんまさんや中居正広さん、古舘伊知郎さん、陣内智則さん、堀江貴文さんたちは当たり前のように睡眠導入剤を使っているそうです。
最近のものは、常習性もなく体への負担も少ないものが市販されています。次の日の仕事への影響を考えるなら、賢く睡眠導入剤を使ったほうがいいでしょう。
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いかがでしたか?
このような方法をとれば、きっとあなたも心地のよい眠りにつけるでしょう。
不眠症って、とても辛いですが、あまり気にしすぎると眠りの妨げになってしまいます。睡眠に一番大事なのは“リラックス”。
どうか気持ちを軽く、心を無にして実践してみてください。
そのときあなたは夢の中にいるはずです。
(C)写真AC
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