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アクション超大作『ワイルド・スピード SKY MISSION』を手掛けたド派手アクションの鬼才、ジェームズ・ワン監督の最新作にして今まさに世界中の話題をさらっている新ヒーロー『アクアマン』が2月8日より日本公開! 待望の公開を前に控えた2月6日に、『アクアマン』公開直前!女性限定最速応援試写会を開催。
イベントゲストには、本作の主人公・アクアマンの吹替版声優を務め、数々の大ヒットアニメ作品に出演している安元洋貴さんと、アクアマンの相棒にして水を自在に操る最強の美女・メラ役を務め、幅広い役どころを演じ分けることに定評のある田中理恵さんがトークを繰り広げました。
海の生物すべてを味方につける男「アクアマン」の活躍を描く本作は、昨年12月21日に全米公開されると同週公開の並み居る強豪を大きく引き離し、3週連続No.1を獲得。全米以外の世界68ヶ国でも軒並み No.1を獲得し、1月27日時点で世界興収10億9000万ドルを突破! 日本円にして1188億1000万円に達し、『アクアマン』の全世界興行収入が DC映画史上No.1の興行成績を記録。さらに、ワーナー・ブラザース映画の全作品を対象とした世界興収ランキングでも『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』に次ぐ2位と、歴史に名を刻む破格の大ヒットを記録しています。
100倍以上の倍率となった今回の特別な少数試写会に集まった女性たちを前に、安元さんが「ワクワクしているものよりも、すごいものを見せていただけるはず」と期待感を煽り、イベントがスタート。応援上映の前に作品への思いが語られました。
――吹き替えに決まったときの気持ち。
安元:最初はオーディションで、ジェイソン・モモアは『ゲーム・オブ・スローンズ』のイメージでタフガイの印象がとても強い男だったので、「この人に自分の声がハマることができたら幸せだな」と思いながら一生懸命やりました。「決まったよ」と聞いたときはめちゃくちゃ嬉しかったですけど、最初は「あ、知っている人だ!TVで観ている人だ」と思ってただただ緊張していました。ビジュアル的にもそうですし、男から見てもカッコイイと思うところが多々あるので、そういう人に吹き替えができるというのは、良い背伸びをさせてもらっている気持ちがして、嬉しいことです。
田中:私は映画のヒロインは今回が初めてなので、アンバー・ハードの声をいろいろ研究しました。アニメーションに声をあてるのと全然違って、お芝居の仕方もガラッと変わるので、決まったときにはいろいろと作品を観て試行錯誤しました(笑)。
――アンバー・ハードの声の特徴は?
田中:あの丹精で美しい顔にしては低めの声だったりするので、「ああ、こういう感じで声を出すんだな」というのはやっていました。
――他のキャストも豪華な声優さんですね。
安元:劇場版あるあるでもあるんですけど、音がとてもこだわりがあるので、セリフがかぶっちゃったりするとダメだから別録りとかも多いんですけど、僕と田中さんは一緒に録れたんです。極力掛け合いのシーンはディレクターの方が生々しさを大事にしてくださって、一緒に掛け合いながら録れたので、個人的にはとても嬉しかったですね。僕より先に中村悠一が録り終わっていたんですけど、彼から「先に録ったぜ、イエーイ」と連絡が来たときに、「あ、中村なりに気を遣ってくれているんだな」とか思ったり。あと、ブラックマンタで濱野大輝くんが吹き替えを担当しているんですけど、濱野くんはデビューくらいから仲良くしていただいている子なので、彼がブラックマンタで入ってくれたことが嬉しくて。斎藤志郎さんとか僕が昔から世話になっている人がいっぱいいて、なんか助けられているなと思いながらやりましたし、田中さんと一緒に録れたのもすごく良かったです。僕としては大満足の吹き替えです。
――印象に残っている好きなシーンは?
安元:今から観る方に言うのは申し訳ないんですけど、アクアマンはイタリアに行くんですよ(笑)。そこでのアクションがとんでもないんです。この作品はたしかに水中戦のアクションもすごいんですけど、僕はそこの地上戦のアクションもすごくカッコよくて。2つの軸で戦闘があるんですけど、それを上手くクロスさせながら、同一線上に見せてくれる。ジェームズ・ワン監督はすごい人だなというのが、そういうところでも見えると思います。キャラクター的な面白さも山程入っているんですけど、アクション面も爽快感はとってもあるので、全部楽しんでいただきたいなと思います。
田中:私は大スペクタクルのように展開される海底バトルの中で兵士たちが乗っている海底生物が何種類もいるんですけど、戦闘シーンでは本当に速いスピードで動いていくのでそこも見どころかなと思います。メラも乗ったりするシーンがありますよ。サメたちの表情もすごいんですよ! 威嚇しているときのサメの顔がすごく恐くて、カッコイイ!と思いました(笑)。海洋生物がとても表情豊かに泳いでいるところは見どころだと思います。
――海の生物すべてを操れるアクアマンのキャラクターとしての魅力。
安元:僕が台本を読んで一番最初に感じたことは、「かわいい」なんですよね(笑)。カッコ良さも当然あるんですけど、なんてチャーミングな男なんだろうと思って。ジェイソン・モモアさん自身もチャーミングな方でTwitterとかで流れてくる動画の中にラーメンを食べてるものとかあって可愛らしいなと思っていましたけど。そういう彼自身が持っている魅力もあるのかもしれないけど、ギャップがある。アクアマンはただのイカツイ兄ちゃんというだけじゃなくて、すごくチャーミングなところもあって、そのバランスが人間臭くて僕は大好きですね。
――けっこうユーモラスですよね。
安元:そうですね、すごいタイミングでギャグを言ったりしますから(笑)。
――メラはどんな女性でしょうか。
田中:ものすごく気高さがあって、真面目。男に媚びない感じのツンとした女性だけど、でもちょっとデレるところもあって。自分自身が強いので戦ってしまうので、アクアマンを押しのけて戦うところもあったりして、本当に強い女性だなという印象ですね。そしてまた、キレイですしね~!
安元:アンバー・ハードはキレイね~!「わあ、キレイ!」と思ったもん(笑)。
田中:どのカットもキレイすぎて見とれてしまうくらいです。
――世界中で大ヒットするほど支持されている要因はどんなところだと感じますか?
安元:観終わったあとの爽快感はとてつもない。でも、それがただ単に派手に戦って「あ~スッキリした」ではなく、収まるところに収まるというか、全部の意味で気持ちがいい映画だったので、そこが魅力の一つじゃないかなと思います。みんなが思っている期待に全力で応えてくれるし、ポイントポイントでその期待を全然越えてきちゃう。
田中:私は『ゲーム・オブ・スローンズ』でジェイソン・モモアさんが一番好きで。それで、モモアさんが主役というところの魅力もありますけど、『ワイルド・スピード』の監督が海中バトルを作るとどういう感じになるのかというのもありますし、あとは見やすいアクション映画にも関わらず、家族愛や感動的な泣けるシーンがあるところも魅力的で支持される理由なのかなと思います。
――大のモモアファンの田中さんから見て、どんなところが素敵でしたか?
田中:でも、今回全然イメージが違うな、と感じました。『ゲーム・オブ・スローンズ』では、本当にイカツイ感じで“戦う男!”という感じなんですけど、アクアマンは戦う男でも、やっぱりチャーミングさが増していて。「痛い」と言っているんだけど、「全然痛くない」と見せるイメージがかわいいと思える、母性本能をくすぐるところがたくさんあって、観ていてすごくキュンキュンするシーンがありました。
この日は試写会での応援上映ということで、お二人が応援のポイントをレクチャーする場面も。
――応援上映のポイントは?
安元:応援上映は我々の業界でも最近よくありますけど、まさか初見の方に応援上映をお願いすることになるとは、なかなか難しい状況なんですけど(笑)、応援と考えちゃうと難しくなっちゃうかもしれないので、応援というよりもリアクション大きめ上映だと思って映画を楽しんでいただけたらいいかなと思います。
田中:危機に直面するところもあるんですけど、それも初見なのでわからないから(笑)、危ないなと思ったら「頑張れ~!」とか、そういうことですかね(笑)。
安元:たぶん初見だと見入ってしまうと思うので、彼が頑張ったと思ったら「よかったー!」「お疲れー!」と労ってあげるのもありだなと思います。あとは、ドルフ・ラングレンが出てきたら「ドルフ・ラングレン!!」と言ったりすると良いと思います。ドルフ・ラングレンって口に出すと楽しい言葉なので(笑)。
もし、今後応援上映が実施された際は参考にしてみてはいかがでしょうか? 映画『アクアマン』は2月8日(金)より全国ロードショーです。
映画『アクアマン』
監督:ジェームズ・ワン(『ワイルド・スピード SKY MISSION』)
キャスト:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ニコール・キッドマン、パトリック・ウィルソン、ウィレム・デフォー、ドルフ・ラングレン
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/
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