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M.ナイト・シャマラン監督のスーパーヒーロー・スリラー『ミスター・ガラス』より、出演者のサミュエル・L・ジャクソンが語った撮影現場の裏話をご紹介します。
本作は、シャマラン監督が手掛けた2000年公開の傑作サスペンス『アンブレイカブル』と、2016年公開のスリラー『スプリット』のそれぞれのキャラクターが一堂に会する続編。
不死身の肉体を持ち、悪を感知する男デヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)と、超人的な頭脳を持ちながら生涯で90回以上の骨折をした壊れやすい体のミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)。そして、自分の心を守るために24もの人格を作り出してしまった多重人格者ケヴィンがひとつの研究所に集められます。その研究内容は、“自分自身をスーパーヒーローだと思い込む誇大妄想”――。
問題の撮影現場は、その3人が収容される研究施設。実在する精神病棟が撮影に使われており、そこには妙な噂が絶えないのだそうです。サミュエルは「古びていて気味が悪かったよ。そこで働いている人たちも“奇妙なことが起こる”と言っていたしね」と証言。
「かなり遠くにあるトイレの電気が突然消えたり、点灯したり。ピカピカに磨いた直後のエレベーターに手形がついていたりね。ひとりでは絶対にいたくない場所だよ。拷問の道具も残されていたよ」
拷問の道具はなんのためにあったのか気になりますが、本作では怪我人を出すこともなく無事に撮影を終えたそう。よかった……。しかし、もうひとつゾッとする話をサミュエルが語ってくれました。
「僕はアメリカの南部出身だから、以前から世の中には理屈で説明できないものがあると思っているよ。ものすごく前の話だけど、ある民間信仰の映画を作るプロジェクトがあったんだ。“本気でこの映画を作ろうとしているんですか?”って聞いたら、“もちろん、関係者たちもちゃんと関わるから”と言うんだよ。脚本を読んでオーディションまで受けたけど落ちてしまった。でもそれで良かったよ。後で聞いたら、撮影中に3人くらい死んだらしいからね」
『ミスター・ガラス』
2019年1月18日(金)より、全国ロードショー!
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©Universal Pictures 原題:GLASS
全米公開:2019年1月18日
公式HP:Movies.co.jp/mr-glass