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トーンモバイルは12月19日、同社が提供するiPhone用SIM『TONE SIM(for iPhone)』のバージョンアップを発表。家族の見守りサービス『TONE ファミリー』に、子供の安全を守るサービスを強化するアップデートを同日に実施することを明らかにしました。
『TONE ファミリー』は、“ネット生活の安全”に向けたウェブのフィルタリング機能やアプリの利用時間制限、“日常生活の安全”に向けた子供の位置情報や移動状況、歩きスマホの警告といったサービスをAndroid向けSIMに提供中。iOSの制限などにより従来は実現できなかった機能の一部が、12月19日から『TONE SIM(for iPhone)』でも利用可能になります。
“ネット生活の安全”は、LTEだけでなくフリーWi-FiなどWi-Fiによる通信もすべて暗号化してインターネットに接続する“AIファイアウォール”の導入により実現。これにより、『YouTube』『Facebook(Instagram)』『Twitter』を対象に、アプリや時間帯ごとに細かい利用制限の設定が可能になります。
例えば保護者側の設定画面で『YouTube』の利用を制限すると、子供のスマートフォン上で『YouTube』アプリを起動しても『YouTube』だけ通信ができないため、使用不可能になります。
“日常生活の安全”は、指定した時間帯の子供の移動状態を検知、通常の行動と比較して異常と判断した場合に保護者にアラートを送信する機能で実現。
通常は子供が電車や車で移動しない時間帯に異常な移動が検知された場合、保護者のスマートフォンには電話の着信と同等のアラートにより通知。子供の位置は地図上で確認できるほか、ワンタップで通話やメッセージのアクションを取ることができます。
このほか、詐欺電話に利用された実績のある電話番号を迷惑電話としてフィルタリングするサービス『あんしん電話』が標準の電話アプリに対応します。
上記サービスを利用する子供の環境や情報は、ネット生活と日常生活の安全を提供する『TONE あんしん AI』の機械学習に活用します。このため、サービスはモニターテストとして提供され、参加者には『TONE SIM(for iPhone)』の月額基本料金1500円が500円引きになる割引を適用。モニターテストは『TONE ファミリー』の保護者側の設定画面から申し込みができるほか、新規契約でも同時に申し込みが可能になります。