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アメリカ合衆国における映画とテレビドラマに与えられる「ゴールデングローブ賞」。「アカデミー賞」の前哨戦とも言われ、毎年大きな注目を集めています。
12月6日(米現地時間)、第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表され、『ブラックパンサー』が作品賞(ドラマ部門)、作曲賞、主題歌賞の3部門にノミネート。『スパイダーマン:スパイダーバース』がアニメ映画賞にノミネートされ、マーベル作品の受賞へ期待が高まっています。
『ブラックパンサー』は、北米では『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』をはじめ、全ての単独ヒーローたちが活躍する作品の興収を抜き去る大ヒットを記録。さらに、世界累計興収では『アナと雪の女王』や『美女と野獣』(実写版)を抜いて歴代トップ10入り(Box Office Mojo調べ)を果たし、映画の枠を超えた、文字通りの社会現象を巻き起こしました。
すでにサテライト賞やロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞においても、作品賞をはじめとする多数のノミネーションを果たしており、今回、アカデミー賞(R)前哨戦の最高峰ともいわれるゴールデン・グローブ賞での快挙に、オスカーへの期待も高まるばかり。
ゴールデングローブ賞へのノミネートという『スパイダーマン』映画シリーズ初の快挙を果たした『スパイダーマン:スパイダーバース』は、新たなるスパイダーマンの誕生を新感覚のアニメーションで描いた作品。アメリカ公開を来週12月14日に控え、批評家たちは本作に対する賛辞を惜しまず、映画レビューには 「スパイダーマン映画史上、もっとも素晴らしい!」「2018年最高の1本!」と、多くの大絶賛コメントが溢れています。その評価は批評家たちにとどまらず、ギレルモ・デル・トロ監督や、俳優のクリス・プラットもSNS上で本作を熱く支持するなど、映画界で大きな話題に。日本では3月8日に公開となります。
ゴールデン・グローブ賞授賞式は、2019年1月6日(現地時間)に開催。この2つのマーベル作品がどの様な結果を残すのか、今から楽しみですね!
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