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日本ポステックが『Makuake』でクラウドファンディングのプロジェクトを公開しているメガネ型デバイス『PEGASI』。睡眠の質を変化させるという気になる機能を持つデバイスはどのような使用感なのか、実際に触って確認してみました。
『PEGASI』は、LEDにより緑色光を発し、メラトニン分泌の調整をサポートするというデバイス。メラトニンは夜間に分泌され、経口投与すると生体リズム位相が変化することや睡眠が誘発されることが知られています。
本体は一般のメガネのように折りたたみ式の構造で、フレームのボタンを押すと30分、緑色のLEDが点灯するというシンプルな仕組み。午前の7時から9時の時間帯に30分着用することで睡眠の質の変化が期待できるとされています。
鼻パッドの角度を調節して、鼻に乗せるようにして装着します。視界が遮られず、約48gと軽量なので、かけたままでスマホや本を読んだり、歯を磨くなどの作業が可能。装着してみると、まぶたの上から光を浴びているような光の当たり方で、部屋の中にいても日差しの強い屋外に出たような印象を持ちました。光は強すぎないので、何かを見たり作業をするのに邪魔になることはありません。
夜間に光を浴びることでメラトニンの分泌が抑制される、特に青色の光はメラトニンを抑制する作用があるとする文献は確認できましたが、緑色光を浴びることでメラトニン分泌にどのような影響を与えるかは不明。ただし、室内にいても毎日規則正しい時間に光を浴びることで、活動のリズムを整える効果は期待できるかもしれません。
『PEGASI Smart Sleep Glasses II』は、『Makuake』で11月29日までクラウドファンディングのプロジェクトを公開中。
『PEGASI』プロジェクトページ(Makuake)
https://www.makuake.com/project/pegasi/