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今回は黒翼さんのブログ『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』からご寄稿いただきました。
8月の季節鉢 入荷しました! 中川政七商店 | 広島PARCO *1
*1:「8月の季節鉢 入荷しました」2018年08月05日 『広島PARCO』
http://hiroshima.parco.jp/page2/8961/10117/
中川の植物ブランド《 花園樹斎 ~かえんじゅさい~ 》より、
8月の季節鉢が入荷しているお知らせです!
8月の季節鉢は、初めての苔玉で2種類ご用意いたしました!
【 椚 ( クヌギ ) ¥4,320(税込) 】( 5号鉢皿サイズ ) ※写真1枚目奥右
【 紅葉 ( モミジ ) ¥4,320(税込) 】( 5号鉢皿サイズ ) ※写真1枚目手前左
苔玉は初登場で、夏の今、涼を感じる植物としておすすめです^^
また、ご紹介が大変遅くなりましたが、
先月の季節鉢として、アデニウム(※写真2枚目手前左)と蘇鉄麒麟(※写真2枚目奥左)も新登場の2.5号鉢で登場しております!
ぜひ合わせて店頭で、ご覧になってみてくださいね!
西畠清順 氏のそら植物園がプロデュースする 花園樹斎(中川政七商店)が先月の季節鉢として蘇鉄麒麟の案内をしていました
ソテツキリンの育て方|GreenSnap(グリーンスナップ)*2
*2:「ソテツキリンの育て方」『GreenSnap』
https://greensnap.jp/category1/succulent/botany/352/growth
ソテツキリンは日本で生み出された交配品種です。片方の親は「鉄甲丸」正式にはユーフォルビア ブプレウリフォリアと言います。
南アフリカが原産地で、乾燥した草原地帯が自生地です。この「鉄甲丸」は少々管理が難しく、涼しい気候でしか育ちません。
しかし、ソテツキリンにも通じる、松ぼっくりのような表面、肉厚な葉っぱは、ソテツキリンの元の遺伝子を感じさせる出で立ちをしています。
そして、ソテツキリンのもう一つの交配元は、諸説ありますが、「峨眉山」と言われています。
ややこしいのですが、この「峨眉山」も交配種で、「鉄甲丸」と「ユーフォルビア・スザンナエ」をかけあわせ、作られたと言われています。
しかし、交配の過程でまた別種の群生傾向の”euphorbia mammillaris”をかけ合わせたりしているので、家系図を追うのは難しいです。
峨眉山と鉄甲丸が主だった交配元と考えていただければいいです。
ユーフォルビアとはトウダイグサ属を意味していて、この属は別に多肉植物だけあるわけではないです。
同じく液に触ると被れる「ノウルシ」や、「トウダイグサ」などがあります。
属の上位分類「科」だと、ハナキリンやトウゴマなどが挙げられます。
トウダイグサはバラ類の被子植物です ・ω・
会場にて
科属名:ソテツ科 ソテツ属
分布域: オーストラリア、アフリカ、日本、中国
「「生きた化石」と呼ばれ、1億年以上前から存在しているソテツの仲間たち。貴重な庭木として愛でられるようになったのは室町時代からだが、江戸の園芸ブームの頃にはその異国を思わせる姿も相まって、庶民の間でも爆発的な人気を誇ったと言われている」
ソテツは、裸子植物。
例えるなら、イモリを爬虫類の仲間として紹介するような感じ。
Java と JavaScript を取り違えるようなものですね ・ω・
こちらの商品につきましてご確認をお願いいたします。 pic.twitter.com/UQXk2SLEWk
—ある小さなスズメの記録 (@nora_bonsai) 2018年8月5日
こんにちは。先日COREDO室町の中川政七商店さんに伺った際、商品説明の間違いを見つけました。蘇鉄麒麟はユーフォルビアで蘇鉄とは無関係です。両方園芸愛好家に長く愛されてきたユニークな植物です、きちんと調べてほしいです。よろしくお願いします。
こちらの商品につきましてご確認をお願いいたします。
ツイッターで4日前に指摘した人がいるのですが、今も回答なしだそうです ・ω・
そんな間違い大したことないって?
日本の工芸品を蘇らせる中川政七商店・十三代の「ブランドマネジメント力」|株式会社中川政七商店 十三代 中川政七|Made in Japan 未来を創るニッポンの底力 |SUPER CEO *3
*3:「日本の工芸品を蘇らせる中川政七商店・十三代の「ブランドマネジメント力」」2017年12月11日 『SUPER CEO』
https://superceo.jp/tokusyu/domestic/100441-2
日本の園芸文化を再構築する目的で立ち上げられたブランド「花園樹斎」は、植物監修にプラントハンター・西畠清順氏を招請。中川政七商店がプロデュースする工芸と見事な融合を果たしている。
植物監修に自称天才プラントハンターを据えてるわけですから。
その天才がどの程度のものかは、底が知れますね ・ω・
【悲報】糸井重里 氏、西畠清順 氏に騙されて 嘘の砂漠の薔薇育生キット を3000セット 完売してしまっていたことが発覚 *4
*4:「【悲報】糸井重里 氏、西畠清順 氏に騙されて 嘘の砂漠の薔薇育生キット を3000セット 完売してしまっていたことが発覚」2018年05月15日 『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1967383.html
世界一のクリスマスツリー といい、胡散臭く、詐欺まがいの商法を繰り返してるので、
実はぜんぜん違う種類の植物だと知っていて、『小さいままの姿を保つ矮性種のレアなミニソテツ』として販売してるだけなのかもしれません…でも、本当に知らなかったとしたら、それはそれであまりにもお粗末ですよね
こういう似非ブランドには、騙されちゃだめですね!
なんか、星の王子さま への冒涜? *5 とかでも炎上してるようですが、それとは全く関係ないお話でした・ω・
自称、植物守る立場 なのに炎上好きですね…。
*5:「【ファンの方は閲覧注意】作者の死後70年が経過して著作権の切れた「星の王子さま」を巡る動き/西畠清順氏も日本緑化企画株式会社からタイアップ商品の発売を告知」2018年06月02日 『togetter』
https://togetter.com/li/1240915
# ブログ記事になって、拡散されて慌てたのか、記事が話題になった翌日 『返事が遅くなって済みません。取り下げ済みで正しい説明文を準備中です』という返事が来たそうです。 なんだかなぁ…。
執筆: この記事は黒翼さんのブログ『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2018年08月17日時点のものです。