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信頼性の高さにより、世界中から評価されている日本製のオートバイ。その安全と信頼性を支える二輪整備士の世界一を決める2年に一度の世界大会『WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX 2018』が、10月17日に開催されることがヤマハ発動機から発表されました。
『WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX 2018』(以下『WTGP2018』)は、ヤマハ発動機独自の世界統一基準による整備士教育プログラム『YTA』に合格した認定整備士から、世界一の二輪整備士を決める世界大会で、今回で8回目の開催。
前回の2016年大会では、3万3000人のYTA認定整備士から予選を勝ち抜いた21か国21人が決勝大会に参加、スポーツモデルクラスでYSP川崎中央の鮫島遼平氏が、コミュータークラスでインドPLANET AUTOMOBILESのJingnesh Girishkumar Rana氏がそれぞれ優勝。日本人の優勝は2003年大会以来13年ぶり、そしてインドは現在2大会連続で優勝中とのこと。
今回は世界で約3万4000人のYTA認定整備士から各国代表を決定する予選大会を実施。日本大会の決勝では約2200人の整備士から1名の日本代表選手が決定しました。来る10月17日には、19の国・地域から21名の優秀な整備士たちが静岡・磐田のヤマハ発動機本社に集結し、世界一の整備士が決定します。
大会は、不具合を想定した車両での的確な故障診断と修理技術を競う“故障診断競技”、納車時における修理結果の説明と純正部品の訴求を含めたアドバイスを競う“お客様対応競技”を実施。「高い整備技術」「わかり易い説明」「感動する対応」の3条件が問われることになります。本日から『WTGP2018』特設サイトが公開されているので、興味のある二輪ファンはチェックしてみては。
『WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX 2018』特設サイト
https://global.yamaha-motor.com/business/mc/wtgp2018jp/